おっさん・ザ・ライブ IN TOKYO 2005 報告




7月某日、東京・御茶ノ水のスンダイKKC大ホールにて、「おっさん・ザ・ライブ IN TOKYO 2005」と 題した5日連続ライブを決行。首都東京が扇動的な感動と興奮に包まれた。 それは、 日曜日の夕方の緊急着陸から始まった。おっさんを乗せた成田行きノースウエスト26便は、 ロボコップシチー・デトロイトを飛び立つこと13時間、列島の北から 僕達私達の国・ニッポンになだらかに侵入。堺のおっさんが乗っていることから、 関空で着陸するものと機長は勘違い。危うく成田空港を通り過ぎてしまうところであったが、 そこでおっさんが機長に一言、「ハゲるなー! どこへハゲに行くつもりじゃー!」 と鋭く指摘。びっくりした機長が思わずエンジン停止ボタンを押してしまい、機体は 急降下。幸いにもその真下で成田空港がニッコリと待ち構えており、 その暖かいフトコロへと緊急着陸を行うことに成功した。

入国後、成田エクスプレスで東京へ。勢いあまって秋葉原。そして、 高級宿泊施設・ワシントンホテル(上の写真)にチェッキングインと洒落込んだ。 が、そこでいきなりハプニング発生。なんと、宿泊代金8万1千5百円を 前金で全額支払えと、ヤクザもビックリの非現実的要求を突き付けられた。 そんな大金など持ち合わせていないおっさんは、親戚に電話を掛けまくるなどして、 何とかお金をかき集めることに成功。待望のルームキーを受け取るに至った。

翌日の月曜日から、驚異の5日連続ライブを開始。会場は連日満員で、 世界各国から約1700万人の帰国子女的VIPが集まり、おっさんの世界を堪能した。 今回も当然のようにポリエステル100%ファッションで登場。 そのピチピチ具合とスケスケ具合に観客は開いた口が塞がりにくくなったという。 そして、名曲「 American Life 」や、最新曲「 パンツをはこう 」などを 惜しげもなく披露。会場は興奮の坩堝と化し、首都東京の瞬間平均気温が 約5度も上昇したという。

前回の東京公演のときも体調を崩したが、 今回も同様に苦しんだ模様。月曜日に B級レストランにて焼豚ラーメンなるものを食べたその後に 吐き気との戦いが始まった。その日はなんとか胃腸薬を 流し込んでライブは乗り切ったが、翌日の夕方に吐き気が再発。 朝までホテルで七転八倒のた打ち回って苦しんだという。今回もまた薬局仮面オバハーン に助けを求めたが、オバハーン もその原因がさっぱりわからず、取りあえず高い薬をおっさんに 売りつけて満足していたという。なんとか水曜日から回復の兆しが見え、 木曜日に銀座で寿司を食べたところ完全回復。この事実から、 「うまいものを食べれば直る病」にかかっていたと独自に判断。 その後はウマイものを食べることに徹することとなった。

最終日の金曜日。愛と感動の最終ライブの数時間前、精神統一の為に おっさんはゆるりと散歩に出かけた。 まずは、”靖国通り”を歩くと靖国神社に 行き着くのかどうかを確かめるべく、フラリンチョと歩き始めた。 よそ見をせずに黙々と歩くこと30分、なんと本当に靖国神社に到着。 しかも、靖国は「みたままつり」の真っ最中。久しぶりにお祭り気分に浸ることができ、 おっさんはとっても感激ング。遊就館で靖国ボールペンなどを購入し、お参りをして九段を後にした。 ここでおっさんは素早くハトバスに変身、皇居へと向かって颯爽と走り出した。 皇居外苑に到着したはいいが、あまりの暑さに嫌気がさしたのか、 コイに姿を変えて外堀でゆるりと泳いでいたという。 ライブの時間が迫ると、速攻でスンダイに戻り(もちろんコイではなく 人間の姿で)、渾身の力を込めて最後のライブを やり遂げた。最後の夜は、プロジェクトマネージャーらと飲めや歌えの大騒ぎ。 翌日、1300円の極上ブレックファーストを腹に流し込み、 成田エクスプレスで成田へ。ノースウエストの直行便で、デトロイトに向かって 一直線。まずい機内食は一口も食べないまま、無事デトロイトに到着。おっさんの帰りを待ち受けていた 鉄人ハーンがおっさんをサッとつかみ取り、めがねケースに入れて自宅へと持ち帰った。
映像

スンダイの隣の「浜田病院」が気になる

タバコをやめていて良かったとホッとする

ブックス(Starbucks)内のゴミ箱に映るおっさん

みたま祭りで賑わう靖国神社

はとバスに変身して皇居外苑に現れたおっさん
(知らない人におしりを触られているところ)

コイに変身して皇居の外堀を悠然と泳ぐおっさん
(この日は非常に暑かったらしい)


次のイベントへ イベントのメインに戻る 前のイベントへ