平成24年1月3日のおっさんインタビュー

西川氏: 最近どうですか?

おっさん: まぁ、ぼちぼちやな。

西川氏: 新年あけまして

おっさん: うるさい! こっちは喪中で静かに新年を迎えとるねん。 何がおめでとうございますじゃ!

西川氏: (あんたが言うてるがな) それは失礼しました。

おっさん: ほんま、去年は惜しい人を亡くしてしもた。 あのおやっさんは面白い人やったんや。 わしが「腹立つ!腹立つ!」言うて怒ってたら、ニコニコしながら「腹が立ったら、横に倒したらええがな。はっはっは!」言うて、ほんま、笑うしかなかったわ。 買い物行ったら必ず値切る人で、「何とかしてえな」「いや、もうこれ以上は無理なんです」と押し問答した挙げ句に最後は「それやったら、何か付けてえな」言うてな。 それで結局使うことのなかった変な工具を付けてもらったのを覚えてるわ。 奥さんが財布を無くしてガックリしてるときにも、「何を落ち込んでんねんな。拾った奴はホクホクで喜んでるがな。はっはっは!」とか言うて、奥さんも絶句したとのことや。 さらに、一回だけアメリカに来たことがあったけども、最後に「いやあほんま楽しかったわ。まあ、二度と来ることはないけども」って言うて笑ってたのも、オモロかったなあ。まあ、とにかくおやっさんは面白かったわ。

西川氏: そうですか。それはまさに惜しい人ですね。

おっさん: そうやがな。 占い師に言われたとかで「自分は92まで生きる」と主張してたのに、ほんま占いなんてええ加減なもんや。 まあ、次はわしの番や。わしもおやっさんのようなオモロイおっさんになれるよう頑張るで。 人生、ある程度は気楽にいかなあかんわな。そういや、最近聞いたところによると、霊能者か何かが言うてたらしいんやけども、おやっさんはあの世で若い女性に世話してもらって楽しく過ごしているとのことや。 まあ、いかにもおやっさんっぽい話やわ。

西川氏: そうですね。今年も気楽に行きましょう。それでは、今日はこの辺で。

おっさん: おう! 今年は生きるか死ぬかの正念場やけども、気楽にやって豪快に生き残ってみせるぜ! みなさん、よろしゅうたのんます。ほな毛〜!

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