平成18年2月3日のインタビュー

西川氏 最近どうですか?

おっさん まぁ、ぼちぼちやな。

西川氏 早いもんで、もう2月ですよ。

おっさん そうやがな。平成18年も佳境に入ってきた ってことやがな。

西川氏 (佳境の意味、分かってるのか?)  んー、なるほど。 え〜、ところで、前から一つお聞きしたかったのですが、 おっさんは昔から数学が好きだったんですか?

おっさん さぁ〜、どうやろなあ。  別にそんなことなかったと思うけどなあ。 っていうか、今も別に好きってわけではないぞ。

西川氏 ええっ? 数学、好きじゃないんですか?

おっさん 別にぃ〜。 それで何か問題あんのけ?

西川氏 いや、でも、高校数学論文とか 書いてるじゃないですか。

おっさん 数学論文書いてたら、それはもう 数学好きなのか? そういうことなら、新聞記者は大変やで。  殺人事件の記事を書く記者は殺人事件好き、お詫びの記事を書く記者はお詫び好き、 三面記事を書く記者は三面好き ってことになるがな。 はっはっは! そんなアホな話があるかいな。  お前は相変わらずアホやなあ。

西川氏 ちょっと待ってくださいよー。  いや、確かに、誰もが好きなことをやっているはずだとは私も言いませんよ。  例えば仕事ってのは、基本的には飯を食うためにしているのであって、  好きだからやっているわけではないですし。 もちろん、好きな仕事ができればいいですし、 やってるうちに好きになることはありますけども。  でも、おっさんの数学論文は仕事じゃないですよね。  書くのをやめても、誰にも文句言われないし、困ることもない。  だったら逆に聞きますけど、数学が好きでもないのに、なぜそんなものを書いてるんですか?

おっさん 何やねん、それは。 それに、そんなもの ってどういうこっちゃ。 失礼な。 なんで書いてるかって、そんなもん、 書けるから書いてるんやんけ。 しょーもないもんでも書けるんやったら、書いたらええがな。  お前の言うとおり、好きやからやるわけではない。 好きも嫌いもあれへん。  やれることをやるっちゅーこっちゃ。

西川氏 まあ、でも一応、おっさんは数学講師でしょ。  何かこう、数学に対する情熱というか、そういうものがないのでしょうか。  やっぱり、 数学が好きで、数学の美しさや素晴らしさを生徒達に伝えたいというような 意欲というか、何かそういうものがあってこそ良い教育ができるんじゃないでしょうか。  数学が嫌いな先生が数学を教えるというのは、生徒にあまり良い影響を与えないのではないかと思うのですけども。 

おっさん お前はほんまにアホンダラーやな。  日本円に換金したら一体いくらになるのか分からんぐらいワケ分からんわ。 

西川氏 (ダラー = DOLLAR?)

おっさん 誰が数学嫌いって言うたんや。  わしはそんなこと一言も言うてないぞ。 「別に好きってわけではない」と言うたんや。  本職ではずっと数学を使ってるし、高校数学に関しては長年教えてるわけやから、もう ほとんど生活の一部になっとるし、そんなもん、嫌いなことはないがな。  ただ、別に数学が素晴らしいとか、美しいとか、そんなことは 2,3ヶ月に一回思うか思わんぐらいのもんやし、別にそない特別好きっていう ほどのもんではないっちゅーこっちゃ。 だいたいからして、 数学を教えてるといっても、別に数学の素晴らしさを 教えるためではないからな。  それはやっぱり、生徒が理解するということが一番大事なことやろ。  つまり、人が理解できるように説明するのがわしの仕事や。 そして、それはやりがいのある仕事や。  たとえ素晴らしいと思わなくても、取り敢えず理解してみることや。  だいたいからして、理解できんかったら、それこそ素晴らしさなんぞ分かるもんか。  素晴らしいとかそういうのは、理解した後に個人個人が感じたらええことや。  ある意味、意図的に何かの素晴らしさを教えるなどということが出来るのかと疑問に思うわ。  っていうか、そんなことしていいのか? それってある意味、布教活動ちゃうんか? 学校の 授業でそんなことしてええんか?

西川氏 勝手にそんな大げさな話にしないでくださいよ!  じゃあ、「数学は青春だ!」っていうのは どうなんですか? おっさんが数学論文で毎回書いてるじゃないですか。  それも布教活動じゃないですか!  ほんとバカバカしい。 あんなもの、数学でもなければ論文でもないですよ。  根本的に数学を冒涜してますよ。 

おっさん 何やね〜ん、失礼なこと言うなあ、も〜う。  しかしお前、今日は必死やなあ。  何かあったんかいな?

西川氏 何もないですよ! で、どうなんですか?  青春の高校数学ってのは何なんですか一体?

おっさん あれはジョークやがな、ジョークぅー。 そんなん、 読んだらすぐ分かるがな〜。 必死になるなよ、必死に。 

西川氏 必死になんかなってませんよ!

おっさん (あかんわ〜。  こんなことになるんやったら、最初に数学好きって言うといたら良かったわ〜。  実際、好きといえば好きなんやし〜。 まあ、ちょっと 強引に話を変えよう。)  おっと! ところで、お前、このインタビューのページ、 ちょっと読みやすくなったと思わんか?

西川氏 はあ? 何ですって?

おっさん 実はなあ、行スペースがちょっと 増えたんや。 今まで行が詰まり過ぎて読みにくかったらしいんや。 有難いことに、とある HONDAオディッセイ的な学生が指摘してくれたんや。 まあ、わしも うすうすは感じてたんやけども、どうやって行間を増やすのか分からんかったらしいんや。  今回はちょっと頑張って勉強したみたいで、やっとそのやり方が分かったっちゅーわけや。 

西川氏 はあ?

おっさん 何をキョトンとしとんねん。  見てみいや。 気づかんか? おっと、そうそう、それからなあ、今年になってインタビュー記事に、 怒り顔のモニターの写真が入ってるやろ?  これはなあ、

西川氏 あっ、あのぉ〜、

おっさん ん? 何やねん?

西川氏 いや、あのぉ〜、すいません。  今まだインタビューしている最中ですよね? 

おっさん おう、そうやで。

西川氏 つまり、 まだインタビューのページは書き上がって いないわけです。

おっさん あっ。

西川氏 だから、行スペースを見ろと言われても ................

おっさん .................................

西川氏 .................................

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