平成21年2月3日のインタビュー

西川氏: 最近どうですか?

おっさん: まぁ、ぼちぼちやな。

西川氏: 早いもので、もう2月ですが、 2月といえば豆まきですよね。 おっさんの家でも豆まきをやりますか?

おっさん: 当たり前やんけ、そんなもん。  豆まきは日本文化の最も素晴らしい感じのもんやんけ。 豆まきをしない日本人なんか、 もうほとんど外人みたいなもんや。 「ドモアリガート、ミスターロボット」とか 言うといたらええんや! 

西川氏: (それってどこかで聞いたことがあるよ うな。。。) へえ、そうな んですか。 そこまでとは思っていませんでした。

おっさん: ほんまにお前は浅はかな奴やで。  浅過ぎて溺れ死ぬこともできんわ。 だいたいからして、子供らが豆を投げながら 「鬼は外、福は内!」って言うやろ? あれは別に「鬼は外へ出ていけ、あほんだ ら!」とか言うてんのとちがうぞ。 そもそもは江戸時代とかの時に、 家でバタバタ遊ぶ子供に母ちゃんが「鬼ごっこは外でやんな!」と江戸弁で 豆を投げつけたのが始まりや。 だいたい2月といえば立春で春の始まりや。  そんなええ感じの季節に家の中で鬼ごっこなんかしててどうするねん。 子供は風の子や ねんさかい、ちょっと寒くても外でキャッキャキャッキャ遊ぶべきや。 だからこそ、 「鬼は外!」と言いながら、豆を投げるんやんけ。 お前も日本人なら、ちょっとは勉強 せいアホ!

西川氏: いや、でも実際、子供は 鬼の面をかぶった人に向かって「鬼は外!」って言いながら豆を投げますよね?  鬼ごっことは違うんじゃないですか?

おっさん: お前はうるさいねん! 今のやり方が ちょっとおかしいだけじゃ! 昔はこんなんと違うかったんや。 昔は、お母ちゃんが 「鬼は外!」と叫びながら子供に向かって豆を投げて、子供が「いやっほーい!」と 外へ飛び出して鬼ごっこを楽しむという行事やったんや。 それが正 しい豆まきのやり方なんや! 

西川氏: (無茶苦茶やがな) じゃあ、福は 内はどうなんですか?

おっさん: それは福袋は中身が 重要ってことじゃ、アホ! 日本人は中に何が入ってるかさっぱりわからん福袋が大好き なんや。 正月になったらデパートでみんな並ぶんや。 あんなもん、袋の外見なんかど うでもええねん、大事なのは中身じゃ。 しっかりええもん入れとくれやっしゃーと願い ながら、「福は内!」と叫ぶわけや。 それは、「ほんまたのんまっせー!」と福袋に願 う全日本国民の心の叫びなんや! 

西川氏: (支離滅裂すぎて突っ込む気にもなれん。。。)

おっさん: いずれにせよ、鬼ごっこも福袋も日本 固有の文化や。 そんなもん、どこの外国に行ったってあるはずがない。  これほど日本っぽい行事は珍しいぐらいや。 そんな素晴らしい豆まきをしないのは日本人ではない。  否、もはや外人でもない、それはもうロボットや! 「ドモアリガート、ミスターロボッ ト」やー! 

西川氏: (もうええ、もうええ) なるほどね。  またいい話が聞けてよかったですよ。 では、また会いましょう。 今日はこの辺で。

おっさん: おう! お前も外で鬼ごっこしてこい!  鬼は外! どりゃー! 鬼は外! どりゃー!

西川氏: イッ、イタイ、イタイ! はいはー い、さようならー!

ドモアリガート、ミスターロボット!(PV)↓


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