平成22年2月3日のインタビュー

西川氏: 最近どうですか?

おっさん: まぁ、ぼちぼちやな。

西川氏: で、結局お受験についてどう思って いるんですか?

おっさん: しつこいなあ。 勉強することは ええことや。 それを本人も楽しんでやってるんやったら、それはますます結構なことや んけ。 ただ、テストで100点とったり、ええとこの学校へ入ったこと自体で 天才やとか言うて騒ぐのは間違っとるわ。

西川氏: どういうことですか?

おっさん: 例えば、アメリカで9歳で大学入って13、4才で PhD取るとかいうてる子がいるらしいが、それを新聞は「アインシュタイン on Campus」 と表現してたけども、それは違うやろ。 だって、アインシュタインは9歳で大学入った わけではないし、学校でも天才と言われてたわけではないやろ。 アインシュタインはあくまでも常識はずれな研究によっ て有名になったわけやから。 それと同等のことができて初めて「アインシュタイン on Campus」となるわけや。 日本でも未来のノーベル賞受賞者を育てる試みがなされていた りするが、それは偏差値を上げれば達成できるという類のものではないはずや。  そして、ノーベル賞を取るのに高い偏差値が必ずしも必要とは限らん。 

西川氏: (そこそこ高くないとあかんやろ)  まあ、それはそうですけど。 じゃあどう すればいいんですか?

おっさん: そんなもん知るけ! しかし、学校の 勉強が出来るだけではアカンことは確かなことや。 だから、そのことを子供達に認識さ せてやることが大事なんや。 ええとこの学校に入ったとしても「さあ、勝負はこれからやぞ」 ということを教えてやることや。 自分に斬新なアイデアはあるのか、人がやらないこと をやる行動力とバイタリティーはあるのか、そういうものが無いと結局は大きなことは何 もできずにヘイヘイボーンな人生を終えることになるんや。

西川氏: (平凡でもええやん) なるほど。

おっさん: 本当に想像力を高める教育というもの がこれから提案されていくやろう。 わしもいくつかアイデアはある。 まあ見とけ。  勝負はこれからや。

西川氏: (はいはい) そうですね。 勝負 はこれからですよね。 じゃあ今日はこの辺で。 さようならー。

おっさん: おい、ちょっと待て! わしにもアイ デアがあるって言うてるやんけ! 聞いてくれや! ちょっと、おーい! 待てー!

西川氏: (どうせまたしょーもないこと言い 出すに決まっとるわ)

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