平成23年2月13日のおっさんインタビュー

西川氏: 最近どうですか?

おっさん: まぁ、ぼちぼちやな。

西川氏: 明日はバレンタインデーですね。 何 でバレンタインデーはチョコレートなんでしょうかね?

おっさん: そんなことも知らんと、よく生きてこ れたな。 お前はほんまにアホやなあ。 チョコレイトとはそもそも、 日系アメリカ人の千代子レイトのことやろ。 もともと色白美人だった千代子は、アメリカ 人と結婚し、灼熱のアメリカ大陸で暮らすようになってみるみるうちに日焼けしていき、ついに は褐色美人に変貌してしまったんや。 その変貌振りは凄まじく、もはや日本にいる親類 の誰もが千代子を認識できないまでに進んでしまったんや。

西川氏: (また始まったで) へえ。

おっさん: そんな千代子が一時帰国する際、 きっと誰も自分のことをわかってくれないと思い、褐色でも私の心は色白美人なのよとい うことを伝えようとして作ったのが褐色の甘いお菓子や。 それが後にチヨコレイトと呼ばれるよう になったというわけや。 しかし、何十年も経ってそんな真実も徐々に知られなくなり、お前のようなア ホが増えてきたとき、それを悲しんだ千代子の子孫たちが、何とか千代子の真実を伝えようとして、 千代子は色白美人だったことを伝えようと白いチョコレイトを開発したんや。 ` それがいわゆるホワイトチョコレイトというやつや。

西川氏: へえ。

おっさん: チョコレイトにはそういう悲しい歴史 の真実が隠されてるんや。 お前のように、アホ顔で「チョコレートって何なんすかね?」 みたいなこと言ってるようでは、千代子の子孫が悲しむわ! いいか! これからチョコレ イトを食べるときは、色白美人の千代子の悲しい物語を思い出し、頬を涙で濡らしながら、 「本当は色白だったんだね」と言いながら食べろ! それができないなら日本人をやめて しまえ!

西川氏: (訳わからん) はい、その話はわ かりましたが、でも私が聞いてるのは、なぜバレンタインデーにチョコレイトなのかとい うことなんですけども。

おっさん: うるさい! 帰れ!

西川氏: (無茶苦茶や) はあ? まあ、はい、それで は今日はこの辺で。

おっさん: いやあ、今日も良いことしちゃったぜ! うっひょっひょ!



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