` おっさんインタビュー

平成17年2月23日のインタビュー

西川氏 最近どうですか?

おっさん まぁ、ぼちぼちやな。

西川氏 何やら忙しい日々ですね。

おっさん ほんまやで〜。 猫の手ぇなんか毛だらけで何の役にも立たんが、猫の手も借りたいわ。しかも、こんな忙しいときに限って、 2月が28日で終わってしまう。なんでやねん! 去年は29日まであったのに!

西川氏 昨年は閏年でしたからね。

おっさん なんやそれ。うるう?

西川氏 えっ、まさか知らないんですか? 

おっさん いや、まぁ、知ってるけどもやなあ〜。 そんなん常識やんけ。で、 そんなお前は知ってんのか? 知ってるんやったら説明してみろや。

西川氏 (うそ〜!知らんねや!)  知ってるなら、おっさんが説明してくださいよ。

おっさん アッ、アホか。そんな簡単なこと、 わしに説明させるなよ。 お前、ほんまは知らんねやろ? 恥ずかしー! アホやー!

西川氏 (小学生の頃を思い出すなぁ〜。)  知ってますよ。当然じゃないですか。何を言ってるんですか。

おっさん それやったら言うてみいや。 知ってんねやったら説明できるはずやんけ。 ごちゃごちゃ言うてんと、説明してみろや!

西川氏 (素直になれよ。しゃーないなぁ。) わかりましたよ。 閏年ってのはですねえ、、地球が太陽の周りを一周する日数が実際は365.2422日なので、 一年を365日とすると大体4年で一日くらいのズレが出てくるわけですよ(4×0.2422=0.9688日)。 いわば、毎年ちょっと早めに正月を迎えているような感じですね。 そのズレをですね〜、4年に一度一日増やすことで解消するというわけですよ。 もちろん、それでもまだズレは出てくるんで、これはあくまでも基本ですけども。  (ズレは4年できっちり1日にならんから、さらなる調節が必要やねんけど、そんなん言うてもどうせ おっさんには理解できんやろう。)

おっさん フッ、まぁそんなところやな。アホやアホやと 思てたけど、お前もそこそこわかってるやんけー。

西川氏 (一応理解したようやな。) アホではないですが、 これくらいなら何とか知っております。

おっさん よっしゃ、ほんだらわしも一つええこと 教えてやろう。

西川氏 何を?

おっさん 一年に12コの月があるが、 そのうち31日より少ない日数の月の覚え方や。

西川氏 あっ、それなら知ってますよ。 「西向くサムライ」でしょ? 2月4月6月9月(にしむく)で、サムライは武士の士で、 これが十と一からなっているので11月ということですよね。

おっさん な〜んやねんそれ?  何がサムライじゃ。そこだけ無理矢理やがな。 そ〜んなややこしい覚え方、役に立つもんか。お前はやっぱりアホやなぁ。

西川氏 えぇー! みんなこれで覚えてると 思いますけど。。。

おっさん アホ! みんながやってるからといって 安心するな! 人と違うことをしてナンボの世の中やないかい。 お前、わしの考え出した覚え方を知ったら 驚くぞ。

西川氏 いや、こういうことは 人と同じでもイイと思いますけども。 じゃあ、是非教えてくださいよ、そのおっさん流の覚え方を。

おっさん しゃーないやっちゃのう。そこまで 言われたら教えんわけにはいかんがなー。まあ、その覚え方は、わしが編み出した 「いい胸毛シリーズ」と呼ばれるもんの中の一つでやなあ。

西川氏 胸毛? なんですかそれは?

おっさん  元々これは西暦と日本の年号のズレの覚え方から出てきた考え方や。 例えば2005年は平成17年やろ?  これは、2005−88=1917となって、その 下二桁が平成になるわけや。というわけで、この88が平成の変換数となるわけや。 昭和なら、1971年は昭和46年 やから、1971−25=1946ということで 25が昭和の変換数となる。で、 大正は11、 明治は67という具合になるわけや。これらの簡単な覚え方が
88 25 11 67 = パパニッコリ、 イイ胸毛!

というわけや。

西川氏 (う〜ん、覚えやすいのか覚えにくいのか、 判断しかねるぜ。) ん〜、なるほど。まぁ、絵は浮かびますねぇ。  で、30日以下で終わる月の覚え方はどうなるんですか?

おっさん 急ぐな急ぐな。 今から教えたるがな。ここからが興味深いんやで。なんと、この「いい胸毛」がいろんな ところで出てくるんや。お前、びっくりするで、これほんま。 31日までない月は、2469と11やろ。これの覚え方は、

2 4 6 9 11 = なにしろ きゅーっと いい胸毛


西川氏 胸毛は関係ないじゃないですか!

おっさん うるさい! 黙って最後まで聞かんかい。 これだけではないんや。学校で昔、「いい国つくろう鎌倉幕府」ってのを習ったやろ?  あれも、「いい胸毛」で覚えることができるんや。これは、

1192年 = いい胸毛 急に 生えたよ 鎌倉幕府

どや! これはすごいやろ!

西川氏 だから、胸毛は関係ないじゃないですか! 急に生える ってどーゆーことですか?  大体からして、誰の胸毛なんですか? 鎌倉幕府と何の関係があるんですか! 絵が全く浮かばないですよ!

おっさん じゃかっしゃい!  お前はほんまにうるさいやっちゃのう!  わかった、わかった。普通はここで終わりなんやけども、お前には特別にこれも教えたろやないかい。 「鳴くよウグイス平安京」ってのがあったやろ?  あれは、
794年 = 鳴くよウグイス いい胸毛

さらに、「なんと大きな平城京」は
710年 = なんと大きな いい胸毛

と覚えられるんや。どないや! 参ったか! これでもまだごちゃごちゃ言うのか!

西川氏 (あかん、無茶苦茶や!  もはや何の年なのか分からんようになっとるがな。。。 もう何を言うても無駄のようやな。。。 俺の負けや。。。) はっ、はぁ〜。 なるほど、そうですか〜。確かに、いい胸毛で覚えられますね〜。すごいですぅ〜。

おっさん やっとわかったか。 ほんまにお前はなんぎなやっちゃで。 ほな、わし忙しいさかいに行くで。ほなな!

西川氏 はいはい。それではまた来月お会いしましょう。 (短かかったけど、なんか疲れたわ。。。)

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