` おっさんインタビュー

平成17年3月3日のインタビュー

西川氏 最近どうですか?

おっさん まぁ、ぼちぼちやな。

西川氏 近々、パンツがどうたらとかいう歌を 公開するらしいじゃないですか。

おっさん どうたらって、お前、そんな 言い方すなよ。ちゃんと「パンツをはこう!」っていうタイトルがあるやないかい。 早く公開したいんやが、なかなかレコーディングする時間がなくてなあ。 次の週末には絶対やるつもりやさかいに、期待して待っとれ。

西川氏 そんなパンツの歌なんて誰も期待してませんので、 ゆっくりやってください。

おっさん やかましい!  期待してないのはお前だけじゃ。だいたいからして、お前はパンツというものを バカにしすぎや。

西川氏 バカにしてるつもりはないですが、 まあ簡単にいって、全く興味をそそられないんですよ。

おっさん ハゲたことを言うな! 

西川氏 ハゲたことって、どんなことでしょうか?

おっさん じゃかましい! だまっとれ!  おい、お前、今パンツはいてるか?

西川氏 (だまっとれって言うてすぐに喋らせるとは。) はい、もちろん。

おっさん さぁ、それはどうやろ?  お前は気づいてないかもしれんが、この世の中にパンツをはいている人間など おらんかもしれんのや。そんな中、お前だけがはいているというのは信じがたい話やで。

西川氏 (とうとう完全に頭おかしくなったんかな?)  いや、あの〜、私は間違いなくパンツをはいてますよ。(ズボンをちょっとめくって)、ほら、見えるでしょ? ちゃんとパンツをはいてますよ。

おっさん お前はやっぱりアホやわ。 そんなことで「パンツをはいている」と主張することはでけん。まず、パンツというものは ズボンやスカートに隠されていて、その存在を確かめることは困難や。 さらに、パンツを見せてくれと頼んだところで、変態扱いされるだけで、 誰も見せてくれはしない。よって、基本的に人がパンツをはいているかどうかを 調べる方法はないんや。だから、パンツをはいているかどうかはさっぱり分らんのや。
かといって、今のお前のように、ズボンをめくって見せたところで、 パンツをはいている証明にはならない。 なぜなら、お前がズボンをめくった瞬間に パンツが姿を現しただけで、お前がズボンで隠した瞬間に 消えているかもしれん。ようは、目に見えないものの 存在を証明することはできんわけや。 よって、今この瞬間、そのズボンの裏にパンツがあることを証明することは不可能なのだ! 

西川氏 (う〜ん、えらい話になってきたで。。) はぁ〜。そうでしょうか?  私のヒフの感覚からして、間違いなくパンツをはいていると思いますけど。

おっさん その感覚は 間違いなくパンツなのか? 証明できるのか? いっておくが、感覚というものは 簡単に作り出すことができる。例えば、目を閉じて妊婦のお腹を さわれば、まるでお腹がパンパンになるまで飲み食いした 小太りのおっさんのお腹を触っているような感覚になる。 また、麦茶に牛乳と砂糖を入れれば、まるでコーヒー牛乳のような飲み物ができる。 さらに、鼻の穴にプチトマトをグイッと詰め込めば、鼻づまりになったときの 感覚が味わえる。もっといえば、英語のTHの発音のように、 常に舌を噛みながら喋ると、自分がとっても可愛くなった感覚になる。 例は他にいくらでもあるが、 つまるところ、人間の感覚ほど頼りないもんはないというわけや。

西川氏 (どの例も、パンツの感覚とは全く関係あれへんやんけ) はぁ〜。 まぁ、そう言われればそうかもしれませんが。でも、ピチピチの人だと、ときどきズボンの上からパンツの線が うっすらと見えることがあるじゃないですか? あれは間違いなくその下にパンツがあるってこと でしょ?

おっさん お前のアホさ加減には呆れるばかりや。 それは、パンツの枠がその下にあるということを示しているだけであって、 パンツ全体の存在を保証するものではないやろ。つまり、パンツの枠だけがそこに残って、 それ以外の部分は異次元に迷い込んでいるかもしれんのや。

西川氏 (異次元って、どういうことやねん?) う〜ん、まあ そうかもしれませんが。いや、しかしですねぇ。 ほら、こうやってズボンの上からパンツをつまんだりできますけど。これはどうなんですか?

おっさん それはそのつまんだ部分だけやろ! だから他の部分はわからんやろがい!

西川氏 (言うだけ無駄やったようやな。) はぁ〜。 まあいいでしょう。で、それが一体何なんでしょうか?

おっさん 最初から言うてるように、 つまるところ、パンツをはいているかどうかは誰にも分らんし、それは自分でさえ も分らんという訳や。この事実に驚け、ハゲ! 

西川氏 (驚くことを 強要されていることに驚いてしまうわ。) ハゲではないですが、はぁ〜、そうなんですか。

おっさん  これはほんまにすごいことなんやぞ。昔、何十年も前にノーパン喫茶なるものが流行ったが、なんのことはない、 実は全国の喫茶店がノーパン喫茶なわけや。さらに、電車の駅の窓口で切符を売ってる駅員なんかは、 下半身が見えないので、パンツはおろかズボンさえはいていない可能性があるわけや。 こんなもん、セクシャルハラスメントやがな。女性専用車両がどうたらこうたら言う前に、 まずパンツとズボンをはけ!ってなもんや。

西川氏 (う〜ん、いつものように無茶苦茶や。 ちなみに、昭和の匂いがプンプンするなぁ、そのノーパン喫茶 ってやつ。) はぁ〜。 で、それと新曲の「パンツをはこう!」と一体何の関係があるんですか?

おっさん 別に関係なんかあるかいな。

西川氏 えっ! ないんですか?

おっさん ないって言うてるやんけ。 お前がパンツをバカにするような発言をしたから、それはいかんぞと 注意してやっただけやないかい。

西川氏 (意味不明なおっさんや、相変わらず。) そうですか。それじゃあ、 私はこれで失礼します。新曲の録音、頑張ってください。

おっさん おう、まかせとけ!  これがまたええ歌やさかいに、楽しみにしとれよー!

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