平成18年3月13日のインタビュー

西川氏 最近どうですか?

おっさん まぁ、ぼちぼちやな。

西川氏 えー、それでは今日は 前回おっさんが提案した通り、事前に通告 致しました質問事項について順にインタビューしていきたいと思います。  ではまず、「米国的リベラリズムを国際政治学的見地からどのように 論ずるべきか」についてお答え頂けますでしょうか。

おっさん 知らん!

西川氏 そうですか。 しょうがないですね。  では、次の質問事項です。 「貨幣経済の自由資本主義社会における 特異点解消問題は解決可能かどうか」についてお答え願います。

おっさん 知らんっちゅーねん!

西川氏 ちょっとー、お願いしますよ。  前に言われたとおり、事前に質問事項を通告しておいたじゃないですか。  おっさんが事前通告しろと言ったのですよ。 十分な時間があったにもかかわらず、 なぜ答えられないのですか?

おっさん そんな意味不明な質問なんか、 百年前に通告しても答えられるかい! ふざけるのもエエ加減にせえっちゅーねん! そんなんやったら 事前通告なんかせんでもええわー!

西川氏 はい、では事前通告はやめることにしましょう。  (ほんま単純なおっさんや)

おっさん もっと分かりやすいことを聞けよ〜。 も〜う。

西川氏 (カワイイのう) はいはい。 それではですねえ。  おっさんのファッションについてお聞きしましょう。 おっさんは リーバイスのドレスジーンズを愛用していると聞きましたが、本当でしょうか?

おっさん そうそう、そうやがなー。  そういうことを聞いたらええねやがなー。 そういう、みんなが聞きたがってるようなことをー。 

西川氏 (いや、誰も聞きたくないと思うねんけど)

おっさん ドレスジーンズはわしの大きな特徴の1つやからなあ、 それはなかなかええ質問や。 そうやなあ、 それはもう愛用というよりも、ほとんどそれしか持ってない状態やな。 正確には忘れたが、 もうここ10年ぐらいドレスジーンズしかはいてないと思うで。 色的には、黒、紺、 グレイ、チョコレート色、薄茶色ってなもんやな。 昔、古着屋で中古の リーバイス・ドレスジーンズ(Levi's 517 Textured Twill Jeans --- 右画像)と出会って以来、 もうずーっとこればっかりや。 

西川氏 何が気に入ったんでしょうか?

おっさん それはもちろんポリエステル100%なところや!

西川氏 (出た! またもやポリエステル100%!  ポリエステル好っきやなあ〜) ほんっと好きですよねー、ポリエステル100%。

おっさん 当ったり前やがな、そんなもん。 なんといっても さすがにポリエステルや、 伸びる伸びる。  伸縮自在のノビノビジーンズってなもんや。 これがまずたまらなく気持ちエエ。 そして、 普通のジーンズと違って、スラックスのように 両足の真ん中にビシッと折り目が入ってるけども、これが永久に消えない。  それはもうどんな激しい運動をしようと、どれだけ激しく洗濯機で回そうと 決して消えることがないんや。 さすがポリエステルや!

西川氏 (確かにそうやろうけども)

おっさん そう、 このズボンは決してシワができない「アイロンなんか要りまへんですズボン」なんや。 

西川氏 (「要りまへんです」って、どこの言葉や?)

おっさん  もちろん、ヒザも綿のズボンのようにつぶれるようなことがない。  どうや?  こんな不老不死みたいなズボンが他にあるか? いや、ない!

西川氏 (そらまあ、ポリエステルやからねえ)  でも、おっさんはポリエステルのシャツも大好きですよね。  ってことは、もうほとんど全身ポリエステルですよね。 (気持ち悪ぅ〜) 夏なんかだと、 汗かいて気持ち悪くならないですか?

おっさん お前って奴は、まだ分かってないのか!  前に教えてやったやないかい!

西川氏 あっ! (そういえば以前、 語ってたわー。 コレやな) すいませーん。  それはポリエステルのせいではないんですよね。 はい、どうもすいません。

おっさん そうや、その通りや。  分かればええんや。 そう、だから夏は全身ポリエステルや。 それでええんや。  当然、ポリエステルシャツの中に綿のTシャツを着ることなど決してないぞ。  そんなことしたら、ポリエステルシャツの間から綿シャツがのぞいて セクシー度が急降下してしまうからな。 Tシャツ1つで全てが台無しや。 

西川氏 (セクシーさを意識していたとは、知らなかったぜ。  はっはっは!)

おっさん それからジーンズにはタックが入ってないやろ。  これも重要なポイントなんや。

西川氏 そういえば、ノータックズボンが好きなんで すよね。 

おっさん その通りよ。 タックがあったら、 なんかフワフワしてあかんわ。 ポケットの小銭がチャリチャリ言うて全然落ち着かんし。  だいたい、小銭がチャリチャリ言うようでは、 不良の兄ちゃんにカツアゲしてくれって言うてるようなもんやがな。  「おい、お前ちょっと飛んでみろや」と言われる前に、お金持ってることが バレてしまうんやから。 そんなん恐いがな。 

西川氏 (恐いんかいな。 ははははは)

おっさん とにかく全てはピチッとタイトにいかんとアカンねん。  太ももなんかもピチピチでないと、ズボンをはいてる気がせんわ。 

西川氏 (暑苦しいおっさんやなあ) ピチピチ スタイルが好きなんですね。

おっさん それはもう大好きや。 当たり前やんけ。  それから、このドレスジーンズは Levi'sの517、つまりブーツカットになってるのもその特徴の1つやぞ。 ほんのちょっとやけども、 末広がり的なんやな、これが。  まあ、わしはフレアの方が好きやねんけども、

西川氏 裾広がりズボン、好きですよねえ。

おっさん まあな。 末広がりズボンは、 昔古着屋で買ったのを いくつか持ってるが、若い時にはいてたやつやから最近は太ってしもて入れへん。  誠に残念なことや。 でも最近、男もん(Men's)のフレアジーンズが出てきてるから、 ひそかに狙ってるんや。 

西川氏 ひょっとしてDieselですか?

おっさん おう、そうやそうや。 なんかそんな メーカーのやつや。 一回試着して、ええなあと思ったんやけど、 フィットがイマイチやったから買わんかったんや。 でも、絶対フィットするやつを 見つけて買ってやろうと思っとる。

西川氏 そうですか。 Dieselのジーンズは高いですけど、 まあ頑張って買ってください。 (っていうか、こんなおっさんがほんまにDieselジーンズをはくのか?)

おっさん アホか、Dieselジーンズが恐くて ディーゼルエンジンで走れるかーっちゅーねん! 

西川氏 (なんのこっちゃ?) はぁ〜。

おっさん  まあ、そんな末広がりなわしやさかいに、昔はそのドレスジーンズのウエストから太ももにかけてを 自分でちょっとつまんで縫い止めたりして、ブーツカットをフレア的に改造したこともあったがな。  男もんのフレアズボンが売ってなかったから、そうするしかなかったんや。 ほんま悲しいことやで。

西川氏 (そこまでやるのねぇ) なるほど。

おっさん  やっぱり、ズボンは末広がりでないとあかんねん。 それでこそズボンなんや。  先細り(スリム)のズボンなんかはいてたら、人生が先細りみたいな感じで全然気分が乗ってけえへん。  いわば、スリムのズボンはスポイトの先っちょみたいで、なんかポチョッ・ポチョッって感じで イライラするねん。 もっとザッバーっと来いっちゅーねん!

西川氏 (何のこっちゃ分からんけど、 おもろいなあ) へぇ〜、なるほどねぇ〜。  (フフフフフ)

おっさん 真面目な話、 ズボンのすそが広がっていれば広がっているほど、 人生は豊かなものになる。 突然の雨のとき、そのすその中で多くの人に雨宿りさせて あげることが出来るし。 双子の兄弟の頭にその広がったすそをかぶせたら、 とっても素敵なお揃いの帽子になるし。 かなり豪快に広げれば、それこそ2本の傘になるやろうし。  また、子供が悪さをしたときなどは、子供をそのすその中に入れて反省させることもできるやろうし。  さらに、足元で火を焚けば二の足が気球と化して、万感を胸に空の彼方へと旅立てるであろう。  間違いない、末広がりズボンは男のロマンや!  はっきりいって、なぜ男もんのフレアズボンが 少ないのか、その理由が皆目見当つかん。 取り敢えずここで断言しておこう、 もうすぐ男の末広がりブームがやってくると。  それは間違いのないことなんや。 うん、 それはもう!

西川氏 (ほんまアホなんやなあ〜) いや〜、なるほどねえ。  そこまで奥が深いとは思わなかったですよ。 素晴らしいですよ。

おっさん まあ、あんまり言うな、照れるさかいに。 

西川氏 はい、じゃあ言いません。

おっさん サンクス。 まあそういうことで、 わしはこのドレスジーンズだけはやめられへんねや。 こんな素晴らしいズボンは他にないんや。  でも数年前に一度、リーバイスがこのドレスジーンズの製造を中止したことがあってなあ。  あのときは焦ったがなぁ〜。 急いで買い溜めしたがな。 そのときのが未だにいくつかサラピンで 残ってるぐらいや。 あっ、でも実は昨日また1本買ってしまったんや。  トープ色のやつを見つけて、そんな色は持ってなかったから、これは買わなければと思ってな。  ちなみに、このドレスジーンズは日本では古着屋でしか見たことがないなあ。 ひょっとしたら 日本では 発売してないのかもしれんなあ。 まあ、 というわけで、まだまだドレスジーンズでかまし続けるさかいに、今後ともよろしく。

西川氏 はっ、はい、こちらこそ宜しくお願いします。  (何のこっちゃ?) えー、それでは今日はドレスジーンズについてたっぷりと 聞けましたので、この辺で終了ということにしましょう。

おっさん そうか。 まあしゃーないわ。 わしも KOBYの期末試験作成やらがあって何かと忙しい毎日なんや。 

西川氏 あっ、そういえばもうそんな時期ですねえ。 

おっさん 早いもんや。 まあ、ほな行ってくるわ!

西川氏 頑張ってください。 それではまた。

おっさん おう、ほななー。

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