平成17年4月3日のインタビュー

西川氏 最近どうですか?

おっさん まぁ、ぼちぼちやな。

西川氏 だいぶ暖かくなってきましたね。

おっさん せやな。雪も完全に溶けて、 完全にゴルフ解禁や。早よ練習始めんとなあ。

西川氏 まだ言ってるんですか。 だからゴルフは。。。

おっさん じゃっしゃーい! もうええやんけ!

西川氏 はいはい、分りましたよ。 でも今もまだ忙しいわけでしょ。

おっさん まあな。 いやぁ〜、ほんま忙しい日々やで。ほんま大変やでー。ごっついしんどいわー。 ほんま、参ったでー。

西川氏 そうですか。 しかし、そんな風に忙しいだとか大変だとかウダウダ言われたところで 私にはどうしようもないので、言うだけ無駄ですよ。っていうか、 鬱陶しいです。

おっさん じゃっしゃー!

西川氏 (今日は、その「じゃっしゃー!」って いうのが言いたいみたいやな。 確かに「やかましい!」って言うよりも 気持ち良さそうやけども。) では、オチャラケはそれぐらいにして、早速インタビューを 始めましょう。今日はですねえ、英語についてお聞きしたいと思います。

おっさん え〜、前もそんなん 聞いてたやんけ。もうええがな〜。

西川氏 これが結構興味のある 方が多いんですよ。おっさんは英語ができるのかと。

おっさん その「できる」の 定義にもよるけども、だいたいからして10年も住んでんねんから ソコソコはできるがな〜。ほんま、しょーもない。

西川氏 まあ、確かにそれは そうなんでしょうけども、「American Life」や「KOBY国際学院の校歌」 みたいな歌を歌っているから、一体どのくらい英語ができるのかと 不思議がる人も大勢いるわけですよ。

おっさん そんな人おらんわ!

西川氏 いや、居ると言ってるんですよ。  人の話を聞いていますか?

おっさん お前はじゃっしーねん(=やかましいねん)。 だいたいからして英語なんか簡単なもんやんけ。日本語を英語にしたら ええだけや。 例えば、 授業中にトイレに行きたくなったら、日本では「先生、トイレ!」と言うたりするやろ?  それやったら、そのまま英語にして「ティーチャー、トイレット!」とか 「ティーチャー、バスルーム!」などと言うたらええねん。

西川氏 ただの直訳じゃないですか!  そんなもの通用しませんよ!

おっさん ”チョクヤク”?  何やねんそれ? チョー・ヨンピルの親戚か? それとも何かの薬のことか?  訳の分らんことを言うな! 黙って聞いとれ!

西川氏 (えー、直訳も知らんのかいな!  チョー・ヨンピルって無理矢理過ぎるし、古いし。)

おっさん  しかも、驚け、アホンダラ!  実際にわしの生徒の一人が現地の学校で「ティーチャー、バスルーム!」を試したところによると、 見事に通じたそうや。どないじゃ、参ったか!

西川氏 ええ〜、そうなんですか?  まあ、通じないことはないでしょうけども。

おっさん もっと驚け、アホンダラ!  例えばやなあ、 誰かと話をしてる途中で、「ごめん。ちょっとトイレ。」などと 言ってトイレに立つことがあるが、これもそのまま英語にして、 「アイアム ソーリー。ア リトル ビット トイレット。」と言って何食わぬ顔で トイレに立つとか。それから、街でクラスメートなんかに出くわしたとき なんかに「あら、こんなとこで何してんの〜ん?」と聞かれて、 「ちょっと。」などと言いながらニッコリとすれ違ったりなんかするが、 それも英語で「What are you doing?」と言われたときに「ア リトル。」と 言ってニッコリ去っていくとか。さらに、日本なら電車の座席やベンチなどで、 「ちょっとすんません」などと言うだけで詰めてもらえたりするが、同じように 米国でも「ア リトル ソーリー。」と言って詰めてもらうとか。 英語というのはそういうもんや。

西川氏 (まさか本気で言うてるわけやないやろ。) はあ〜。

おっさん まだまだあるぞ。 例えば、前を歩いているおっさんが何か落としたときとかに 「ちょっと! ちょっと!」などと言って呼び止めることがあるが、 これもそのまま英語で「ア リトル! ア リトル! 」 などと言って呼び止めるとか。いや、「ちょっと、そこのおとうさん!」などと 言うこともあるから、そっちでいくなら「ア リトル ファーザー!」と言えばいい。 また、日本では仕事が終わったら「お疲れー!」などと言うが、 これもそのまま英語で「タイアドー!」とか「イグゾーステッド!」などと言ってみるとか。 さらに、さっき言うてた「先生、トイレ!」 を活用すれば、「先生、質問!」とか「先生、元気?」などは、 「ティーチャー、クエッショーン!」や「ティーチャー、ファイン?」などと言ってもええやろう。  どないじゃ! 参ったか!

西川氏 (なんかまたテンション上がってるなあ。) はあ〜、 参りました。 すごいですよね。英語って、そんなに簡単なものだったのですね。

おっさん そや。そんなもんや。英会話学校とか行っても、 教えてるのはこの程度のことやで。

西川氏 (それは絶対に嘘や! 真顔でサラリと言い切ってるところが 怖いわ。)

おっさん 特にアメリカは移民の国やし、英語っていうても この程度や。大したもんやないんやって、ほんま。

西川氏 (絶対に違うねんけど、 でももう邪魔くさいからそれでええことにしとこ。) そうなんですよね。アメリカって、 そういう特殊な国家なんですよね。国民性としていい加減なところがあるから、 文法通りでないところもありますしね。 だいたいからして、移民の国なだけにいろんなところから人がやって来ますから、 ある程度じ通るならばそれはそれで楽しいですし、それ以上きっちりやる必要がないんですよね。 日本でも、最近は方言なんかが標準語の地域で若者言葉で使われるようになったりなんかして、それが 日本語の乱れの原因の一つにもなってるとも言われています。 すなわち、日本もちょっとづつ言葉が混ざってきてるわけですよ。 あと何世紀かすれば、方言というものが消滅し、日本全国で 平均化された”いい加減な”日本語が話されているかもしれません。そうやって、 全てのものは滅びていく運命にあるのですよ。 それは、そっと入れてもいずれは完全に拡散して 混ざってしまうコーヒーの中のクリームのようなもので、そのままでは決して元の状態には戻らない 不可逆過程の一例なのですよ。それは熱力学の第2法則に従うために、 人間にはどうしようもないのですよ。永久機関は決して作れないのですよ。

おっさん 意味は全然分らんが、その通りや!  お前もよう分ってるがな。

西川氏 (やっぱり意味は分らんかー。 ええ加減に喋ってるだけやから、俺も よう分らんけど。) お褒め頂き、 有難う御座います。それでは、今日はこの辺で。

おっさん まあ、しゃーないなあ。 わしも忙しいさかいに、ザンネンやけどもこれで失礼するわ。ほななー!

西川氏 はいはーい! (で、結局また、 おっさんの英語力が どれほどなのか分らんまま終わってしもたがな。。。)

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