平成18年5月13日のインタビュー

西川氏 最近どうですか?

おっさん まぁ、ぼちぼちやな。

西川氏 早速ですが、新曲 「こどものうた」を聞かせて頂きましたよ。 

おっさん おお、もう聞いたんかいな。  どうや、なかなか微笑ましい歌やろ?

西川氏 ええ、とっても微笑ましいですよ。  (あんなしょーもない歌を作って、それを自分で歌って、しかもHPで公開しているあんたが 微笑ましいわ。)

おっさん もうちょっと時間掛けても良かったんやけど、 そんなこと言うてたらいつまで経っても完成せえへんし、いてまえってなもんで 公開したんや。 はっはっは!

西川氏 いや、もう十分ですよ。  ところで、高校野球の入場行進を意識して作ったなどと書いてましたけども、 本当ですか?

おっさん ほんまやがな。  あのサビのところの「こども こども こども こども こども こどーもー」 のところは特にええ感じやで。 歩いてるときに口ずさむと、これがかなり リズミカルで行進っぽくなるんや。 お前も一回やってみたらええわ。

西川氏 はい、じゃあ今度やってみます (やらんけど)。 ところで何でまた子供なんですか?

おっさん 別に何もあらへん。  ただ何気なくギターを弾いて、思わず出た言葉が「こども」やっただけの話や。  最近はもうあんまり何も考えんと、テキトウに歌ってるわ。 いろいろ あるけど、次に完成しそうなのは「人気ボクロの歌」やな。  これがブルースっぽくて、なかなかええんや。 裕之進も歌ってるわ。

西川氏 (ホクロのブルース?) なるほどね。  ところで、おっさんは子供が好きですか?

おっさん 好っきやがなー。 三度の飯よりも 好きやがな。 

西川氏 えっ、子供を食べるんですか?

おっさん アホか。 食べるのは三度の飯やろ。  どこの世界に子供を食べる奴がおるねん。 まあ、タラの子とか 鮭の子は大好きでバクバク食べるけどな。 はっはっはっは!

西川氏 (力抜けるわ) 確かにそうですね。  でも最近は少子化が進んでいて、子供の数が減ってきてるらしいじゃないですか。  おっさんはいわゆる少子化問題についてどうお考えですか?

おっさん 焼死かモンダ? 何やそれ?  誰が焼け死ぬんや? 何をもんだんや?

西川氏 (問題と言うと必ず モンダとか言い出すんやなあ) いや、あのー、子供が少なくなっているということですよ。  つまり、これはもう10年以上言われ続けてることなんですけど、 これからは子供が減って高齢者が多くなっていくんです。 で、 そうなれば、若年層はおじいさんおばあさんを支え切れなくなるし、 人口が減れば労働力不足で経済活動もままならなくなるし、また、 数が少なくなれば競争が減りますから いろんな分野でレベルの低下が避けられないでしょうね。 統計学上では、 このままいくと西暦3000年には日本という国は無くなるとまで言われていますよ。  これがいわゆる少子化問題なんですけども。

おっさん あんまり意味分からんけども、 子供が少ないから日本の人口が減るってことか。

西川氏 (分かってるやん) そうですよ。

おっさん 減ったらアカンのか?

西川氏 いやあ、まあ、 減っても何とかやっていけるとか、逆に 日本は人口が多すぎるから減った方がいいという 意見もありますけどねえ。 しかしまあ、いろいろと問題が起きることは 必至ですし、国力が衰えるのは間違いないでしょう。 そう考えると、どうかなあとも 思いますね。

おっさん いやいや、そんなもん、 少ないよりは多いほうがええと思うで。 こういうのは極端な場合を考えると 分かりやすいんや。 例えば日本の人口が3人になったらどうや。  うわっ! コワッ!

西川氏 えっ?

おっさん ちょっと想像しただけで ゾッとしたわー。 3人しかおらんかったら、 世の中の機能はほぼ全てストップしてしまうがな。  電車を運転したり、売店で物売ったり、ガンを摘出したり、 各国と首脳会談を行なったり、ロケットのカウントダウンしたり、 学校の朝礼で挨拶したり、その全てを3人でどうやって行なうと言うんや。  しかも、子孫を増やすと言っても、その3人が全員男やったらもうおしまいやがな。  どれだけ頑張って愛し合っても、子供なんか絶対に生まれへんがな。 まさしく 絶体絶命やがな。 そんなこんなでオロオロしてるところに 外国が攻めてきたりなんかしたら、いや〜んってなもんでもう終わりや。  つまり、日本は滅びる。  えらいこっちゃー。  なるほど、さっきお前が日本が無くなると言うてたのはこのことなんやな。

西川氏 いや、さっきのは統計学上の、

おっさん そうかー、そういうことやったんかー!   少子化は問題や。 それは国の存亡にかかわる大問題や!

西川氏 (おっさん、ほんまに 人の話聞かんのう)

おっさん でもなあ、 それやったらタラとか鮭を見習ったらええねん。 

西川氏 はあ?

おっさん さっき言うたやろ。 わしは タラや鮭の子をバクバク食べるんや。 それは相当な数や。 つまり、 一皿で何百何千という卵が消えていってるわけや。  それでもタラとか鮭は絶滅せえへんがな。 彼らは彼らなりに 考えて努力してるに違いない。 それを見習ったらええねん。

西川氏 いや、でも、人間の場合はそんなに 沢山の子を生めませんからねえ。 それに、魚は養殖できますけど、人間は

おっさん 洋食も和食もあるかい! アホか!

西川氏 はあ? (何の話やねん?)

おっさん だいたいからして、 人間は子供をたくさん生めないって誰が決めたんや?  そんなもん思い込みや。 人間、まずやれると信じることが大事なんや。  恐らく1人で何百何千という子供を生もうと試みた人間がおらんねん。  これはある意味チャンスやがな。 最初に試みた人間は歴史に名を刻むことになるんやから。 

西川氏 またそんな無茶なことを。  子供を69人生んだロシア人女性がいたと聞いたことはありますけど、普通は 5、6人も生めばもう体はボロボロでしょう。  そういうドンドン生めばいいじゃないかという単純な考え方は、 女性を追い詰めていってそれがまた少子化につながったりするんですよ。

おっさん 誰もそんなこと言うてないがな。 

西川氏 でも、ドンドン子供を生めばいいって 言ったじゃないですか。

おっさん 言うたけど、えっ、お前、 ひょっとして男も子供を生めるって知らんかったんか? 

西川氏 はぁー?

おっさん  お前って、ほんっまにアホなんやなあ。 旧約聖書を読んだことないのか。  あそこにアダムとイブの話があるやろ。  地球上に降り立った最初の人間、それは アダムや。 そう、最初は1人だけやったんや。  で、イブはどっから出てきたかというとやなあ、 驚くべきことにアダムの肋骨(ろっ骨)から作られたんや。 つまり、 男の肋骨で人間を作れるということやがな。 だいたい人間の肋骨は 20本ぐらいやろ。 ということは、日本の人口の半分が 男やとして約6千万人、1人1人が肋骨10本を提供したとしても 約6億人になるがな。 少子化問題なんかあっと言う間に解消やがな。  今度は人口増加で問題が起きるってなもんや。

西川氏 いや、あのねえ、それはあくまでも

おっさん 分かってるがな、肋骨を10本も 取られたら体が フニャフニャになるって言いたいんやろ。 そんなもん、右半分の10本を取ったら右半分だけ フニャフニャになってバランス悪いやろうし、両方からバランス良く取るに決まってるがな。  そこはうまいことやるやるがな、 心配はいらんって。 恐らく下の方から順番にとっていくことになるやろうから、 ちょっとお腹の範囲が広がるだけや。 そうなったら、 食べ放題のバイキングで相当食べられるようになってお得やし、 お腹の脂肪も分散して凹むかもしれんし、ええことずくめやがな。

西川氏 (あかん、無茶苦茶になってきた)

おっさん まあ、とにかく、わしが言いたいのは、 やれるだけのことはやれということや。 

西川氏 (何か話が変わったぞ)

おっさん タラも鮭も、やれるだけのことをやってるがな。  生めるだけの子を生んどる。 大部分は、わしのような動物に 食べられてしまうやろうから、結局残って大きくなるのは数少ないやろう。  となれば、結局残る数で言えば人間と同じようなもんや。  タラや鮭は、それでも頑張って子孫を増やそうとするんや。  なんで残さなあかんのか。 そんなこと、改めて聞かれても分からんと答えるやろう。  それはある意味自然なことやから、そんなもんや。 とにかくガムシャラに頑張るんや。  鮭の身やタラコが赤いのはその燃える気持ちの現われなんや。  そうしてそれだけ頑張っておけば、 後に続く者も俺も頑張ろうという気になるがな。 その、「わしはやるだけのことはやったで。 後は任したで!」という、そういう気持ちを伝えていくことが大事なんや。  そう思えば、肋骨の10本や20本どうってことないやろ。  体がフニャフニャでも、心がカチカチやったらそれでええんや。 

西川氏 (やっぱり肋骨なんやな) なるほどねえ。  その通りだと思いますよ。 素晴らしい考えですよ。 ところで、具体的にどうやって 肋骨から人間を作るんですか? ぜひ教えて頂きたいのですが。

おっさん えっ、何?

西川氏 いや、私も自分の肋骨を 使って貢献したいんですよ。 でもどうやって人間を作ったらいいのか。

おっさん もー、ほんまにー、お前は そんなことも分からんのかいなー。 情けないやっちゃのう。 もう、面倒見切れんわ。  まずは家に帰って聖書を読んでこい。 それでも分からんかったら、 子供電話相談室かなんかに電話して聞いてみろ。 たぶんそこまですれば 分かると思うが、万が一それでも分からんかったら わしが教えたるわ。 なっ?

西川氏 (冗談だと一言言えば済むのに)  そうですか、分かりました。 じゃあ、さっそく家に帰って聖書を読んできますので、 ちょっと待っていて頂けますか?

おっさん いや、わしこれから忙しいし。  まあ、また次のインタビューの時でええがな。 最近ほんまに忙しいねん。  カナリングのゲリングやねん。 だから、まあ、ほなリングで、また10日後ってことで、 ほな毛!  こども、こども、こども、こども、こども、こどーもー!    こども、こども、こども、こども、こども、こどーもー!

西川氏 あっ、ちょっと、待ってくださいよー。    う〜ん、確かにリズミカルに行進っぽく歩いとるなあ。 後で俺もやってみよ。

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