平成19年5月13日のインタビュー

西川氏: 最近どうですか?

おっさん: まぁ、ぼちぼちやな。

西川氏 早速ですが、3の つく日のインタビューのはずが、もう14日じゃないですか。

おっさん はあ? そんなことないやろ。

西川氏 いえいえ、今日は14日ですよ。

おっさん アホか、それはジサというもんやろ。 今日は13日やがな。

西川氏 いやいや。 おまけに、日本では時差があるから もう15日ですよ。 ダメじゃないですか。

おっさん お前、ジサの意味わかってるのか?

西川氏 はあ? 時差って、時間の差のことでしょ。

おっさん だからお前はアホやねん。 ジサのジ は自分の自やぞ。 つまり、自差。 差というものは自分自身が決めるということや。

西川氏 (あらら、また何かおかしな話を始め たわ)

おっさん たとえば、「あの人はお金持ちでいいなあ」な どと金持ちをうらやむ人間が多い世の中やけども、そんな格差も自分次第や。 ええなあと思うなら、自分も頑張ってお金持ちになればええんや。 「あいつは彼女がい ていいなあ」などとうらやむ男の子も、しょせんその差は自分自身が作りだ したものや。 人をうらやましがってるヒマがあったら、自分も彼女を作ればええん やがな。

西川氏 (いきなり話がズレてるような気が)   はあ、でもそれと時差とは関係ないじゃないですか。

おっさん 何を言うとんねん。 今まさに自差の 話をしてるんやがな。

西川氏 (あっ、そうか。 時差は自差なんやな)

おっさん 逆に言うたら、金持ちの人間も 彼女も持ちの人間も、みんな自分自身の意思で差を作り出しとるわけや。 「金持ちになっ てやるぜ!」「あのカワイイ女の子を俺の彼女にしてみせるぜ!」と言いながら、頑張っ た結果できたのが、周りでうらやむ人間との差であるわけや。 それはまさしく自差なわ けや。

西川氏 はいはい。 でも、

おっさん 「はい」は1回でええ! ま、ちょっ と聞け。 例えば、会社でも何でもええわ、働いてるとするやろ。 「俺、独立して会社作 ろうかなあ」とか「脱サラしてコーヒーショップ開きたいんだよね」とか「アメリカ留学 したいなあ」などと夢を語ることがあるやろ。 人間というのは誰でも、そうやって差を 作りたい欲求を持ってるわけや。 しかし、なかなかそれを実行できないんや。 なんで か分かるか?

西川氏 いや〜、さあ〜。

おっさん 差が怖いからや。 周りの人間との差 を作りだすことが恐ろしいからや。 差を作ると、その集団に馴染めなくなってしまう からな。 ほんまにコーヒーショップのマスターになってしまったら、会社を離れて、 出世街道からも外れて、安定した給料も遠ざかってしまい、さらには休日を指折り数えて 待つような生活からもオサラバしてしまうことになって、毎日毎日「明日は飯が食えるの か」と心配しながら生活することになるってなことを想像しただけで 恐ろしくなってしまうんや。

西川氏 いや、でも、

おっさん やかましい! しかし考え てみたら、世の中にはそういう不安定な生活をしている人間が腐るほどいるわけや。 商売やって る人間は皆そうやし、自分の働いてる会社の社長も同じことやがな。 つまり、世の中に は自分自身で差を作るべく努力する人間と、そういう人間の後ろをキョロキョロしながらついていく 人間がいるということや。 ほんまに差を作りたいなら、前へ出ろ。 少なく とも、先頭を走る人間の横まで来い。 いつまでも後ろにおって、給料を上 げろとか休みを増やせとか言いながら先頭の人間の背中にシュークリームを投げるようなことして るようでは情けない。 差を作ってる人間はそういうのんを一番嫌うんや。 差を作ってる 人間は、自分と同じように差を作ろうとしてる人間を応援するもんや。

西川氏 いや、だから、

おっさん だまってい! だから、恐れずに 差を作りだすことなんや。 同じようなことをやってる人間は腐るほどおるんやから、 何も恐れず、そういう人間の中に入っていって、馴染んでいけばええんや。 お前は一人ぼっちではないんや。 とにかく、恐れることなど何もないんや。 これが自 差というもんなんや!

西川氏 (意味わからんわ) はあ、そうです か。 なるほど、それが自差なんですね。 でも、それと13日のインタビューが遅れたこ とと何の関係もないじゃないですか。

おっさん そんなこと言うから、お前はアホや と言われるんや。 差というものは自分で作るもんやと言うたやろ。 時間の差も同じこと や。 わしが13日といえば、それはもう13日なんや。 その差はわしが作るんや!

西川氏 そんな無茶な!

おっさん 無茶は承知じゃ。 こんな差を作った ら周りの人間とうまくいかないことぐらい、わしもわかっとるわ。 しかし、だからといっ て差を作ることをためらっていては、何の進歩もないんや。 軋轢を覚悟して、わしは力 の限り差 を作るんや。 それがわしの生き方なんや。 それを無茶というなら、お前も何か無茶なこ としてみろっちゅーねん! 前へ出ろっちゅーねん!

西川氏 (あーあ、もうこうなったら終わりや な) そうですか。 おっさんは差を作る男だったんですね。 いやあ、素晴らしいですよ。 私なんか、おっさんの背中にシュークリームをぶつけるだけの能無しですよ。 わかりま した。 今日のところはこれで終わりにしましょう。

おっさん そうか、わかってくれたか。 わしは嬉しい ぞ。 お前もわしと一緒に差を作ろうやないかい。 でっかい差を作って、サラサラのカレー ライスをお腹一杯食べようぜ!

西川氏 (全然意味わからん) は、はい。 頑張 りましょう。

おっさん よっしゃ! ほな、また10日後に 来いよ。 3がつかなくてもええぞ。 その差はわしら自身が作るんやからな!

西川氏 はーい、さようならー!

おっさん ほななー! 頑張ろうぜー! ほな なー! ほななー!

西川氏 (もうええわ)

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