平成22年5月13日のインタビュー

西川氏: 最近どうですか?

おっさん: まぁ、ぼちぼちやな。

西川氏: 頑張ってますねえ。

おっさん: アホか! 頑張らなあかんようではあかんのや!

西川氏: どういう意味ですか?

おっさん: 頑張るのはええことやけども、 もっと大事なことは頑張らなくてもいい方法を探すことや! 例えば、たくさんの荷物を 運ぶときに一つ一つ頑張って運ぶよりも、いくつかをカートに載せて一気に運ぶほうが 楽に決まってるやろ。 子供に「勉強せい!頑張れ!」言うて、親が怒鳴って子供が泣きながら みたいなことになったら両方ともストレスでグルグルパーや。 そんなときは、 どうしたら頑張らなくてもいいようになるのか考えることや。 

西川氏: (頑張れよ) どうすればいいんですか?

おっさん: それは子供の勉強を一緒になって 手伝ってやることや。 「やれ!やれ!」と言いっぱなしにするのではなく、 「やろうぜ!」と言って一緒にやってやることや。 一緒にやるんやから、それは友達み たいなもんや。 学校で100点取れたら「やったー!」と一緒に喜べるようにやることや。  だいたい、「勉強せい!」と言うのは簡単や。 しかし、言われた方どうや?  なんやようわからんことを「やれ!やれ!」言われても、やる気なんか湧いてくるもんか。  そんな言うんやったらお前がやれよ、ってなもんや。 だから、「やれ!」ではなく 「やろう!」と言うわけや。 そして「100点取れるように協力してあげる!一緒に頑張 ろう!」と言うわけや。 それはまるで、一緒に勉強してくれるクラスメートのような感 覚や。 そうすれば、嫌々頑張るのではなく、楽しく頑張れるようになるんや。

西川氏: (そないうまいこといくかいな。し かも親だってそんな時間ないやろ) はあ。

おっさん: ハァ〜って何をセクシーな吐息を漏ら しとんねん! わしを誘惑しようと思っても無駄やぞ! なめるなよ! とにかく、 頑張らなくてもいい方法を考えることや。 世の中、「頑張れ!」とか「根性出せ!」と か、辛いことを強要することが多すぎるんや。 そんなんじゃあ、日本国民がストレスでグルグルパーにな るのも当然や。最近では 総理大臣までグルグルしてるらしいやんけ。 そういうときは 頑張らなくてもいい方法を考えることや。 さあ、考えろ! 必ず何か方法があるはずや!  さあ!

西川氏: (頑張ったらええやん) そうです ね。 確かに、そういう方法があるなら試してみたいですよね。 今日はいいこと聞きました。  ありがとうございました。 それでは!

おっさん: おう! 絶対に考えろよー! 頑張らなくても いい方法をなー! それからセクシー吐息はもうやめてくれよ! はっはっはっは!



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