平成18年5月23日のインタビュー

西川氏 最近どうですか?

おっさん まぁ、ぼちぼちやな。

西川氏 早速ですが、おっさんは どんな食べ物が好きなのでしょうか? やはりタコヤキなのでしょうか?

おっさん 大阪府の人間は皆タコヤキかいな。  単純な発想やのう。 まあ、タコヤキは好きやけども。

西川氏 やっぱり好きなんじゃないですか。 まあ、 私もそうなんですけども。 

おっさん そうけ。 タコヤキは、 ちゃんと わしのレシピ で作ってるか?

西川氏 ええ、もちろんです。 悔しいですけど、 確かにほんまもんのタコヤキが作れますからね。

おっさん 何で悔しいのか分からんが、ええやんけ。 でも、 最近ミシガンではこの粉が手に入らなくなってもうてなあ。 日本から送ってもらったりして、 ほんま苦労してるで。 ほんまに他の粉はあかんからなあ。 

西川氏 そうですよねえ。 ところで、 おっさんは食べ物の好き嫌いが激しいという噂を聞きますが、本当なんですか?

おっさん さあ、激しいかどうか知らんけども、 人並みに好きなもんと嫌いなもんはあるで。

西川氏 やはり納豆でしょうか?

おっさん ああ、あれはもう好きとか嫌いとか ではなくて、食べられへん。 不可能や。 何回か試したことがあるけども、 あかんかった。 残念やけども、 それはもうしゃーない。 でも、うちはわし以外は みんな納豆食べるで。 子供も小さい時から食べさせたら食べるようになったし。  それに、なぜか分からんが、昔は食べなかった両親も今は食べてるらしい。  まあ、わしもいつか食べるときが来るんやろう。 

西川氏 なるほど、そうでしたか。  私も苦手ですから分かりますよ。  アメリカの料理はどうですかねえ?  一般的に日本人には合わないと言われてますけども。

おっさん そんなことないやろ。 ハンバーガーとか クラムチャウダーとか、日本人はみんな食べてるがな。 まあ、わしは あかんけどな。

西川氏 嫌いなんじゃないですか!

おっさん そうやで。 わしは基本的に 日本のもんしかあかんからな。  アメリカどころか、フランス、ドイツ、タイ、ベトナム、インド、韓国など、 まあ大概の国の料理は合わん。 アメリカには十何年住んでるが、もう レストランなんか行く気にもならんような感じや。

西川氏 それはまた極端な。

おっさん 極端もクソもあるかいな。  人間は自分がうまいと思うもんを食べる。 これ普通のことやがな。 

西川氏 いや、そうかもしれませんけども。  じゃあ、アメリカの日本食レストランにも行かないんですか?

おっさん まあ、行くことはないなあ。  何と言っても高過ぎるし。 ときどき寿司を食べたくなってテイクアウトで 買うことはあるけども、ほとんど行くことはない。 

西川氏 なるほどね。 でも、アメリカの寿司ってどうなんですか?  海老のてんぷらロールとか、カリフォルニアロールでしたっけ、マヨネーズ系の巻き寿司とか。 ああいうのは おっさん的にはOKなのでしょうか?

おっさん OKやがな。 それは許してやれよ。 あれはまあ、 厳密に言えば寿司ではなくてオニギリみたいなもんや。 スパイシーロールとかは、 唐辛子が入ってるんやろうけども、ワサビの立場を無視してあんなもん作って、 もはや寿司ではないがな。 でも、わしは心が広いから食べてやるで。

西川氏 (ほんまは美味しいと思ってたりして) そうですか。  私は結構抵抗があって、あまり食べないんですけども。 なるほど、寿司ではなくてロール型の オニギリと思えば確かに食べられそうですね。 

おっさん 要するに解釈よ。 考えようで何とでもなるんや。

西川氏 じゃあ、外国の料理も解釈一つで食べられるんじゃないですか?

おっさん それはまた話が違うがな。

西川氏 何でですか?

おっさん もーう、うるさいなあ! ええやんけ。  人の好き勝手やんけ。 ほっとけやー。

西川氏  (子供やなあ) いや、別にいいんですけども。  そんなこと言ってるとファンが減ってしまうのではないかと、ちょっと心配で。  そんな、嫌いなものは嫌いだみたいなことを言ってると、どうしてもみみっちい男に見えてしまいますからね。  やっぱり、好き嫌いなく何でも食べるという方が男らしくてカッコイイですよ。  例えるならば、ちょっと伸びたからって鼻毛を小さなハサミでチョキチョキと 一生懸命切って手入れしている男よりも、 鼻の穴から溢れんばかりに鼻毛を ドドーンと伸ばしている男の方が男クサくて渋いということですよ。

おっさん ええっ? そうなのか?

西川氏 (来た!) それはもう、もちろんですよ。  最近では、筆のように伸びた鼻毛をフワフワさせながら イカ墨ラーメンを食べ、イカ墨スープが染み込んだ鼻毛の筆で「ごっつあんです!」 と 色紙に書くのが流行だそうですよ。

おっさん ほんまか! よっしゃ、男らしく思われたいから 好き嫌い無しにする!  わしは好き嫌い無しや! 何でも食べる豪快な男やで! イカ墨でも鼻毛でも何でも食べたるで!

西川氏 (オモロイなー) そうですか。  それは素晴らしいことです。 じゃあ、アメリカのもので特にどんなものが好きですか?

おっさん そうやなあ、何でも食べるけども、 特に缶詰のスパゲッティーなんかは最高やな。 出来上がったミートスパゲッティーを 缶詰に入れて売ってるやつや。 アルデンテもクソもあるけー!という豪快なところが 最高。 それはレストランで食べても一緒で、それはもうノビノビドロドロ でアゴに優しいことこの上なし! ほんで、スーパーで売ってるケーキ。 それはもう、甘い甘い。  しかも、着色料をふんだんに使っていて カラフルなこと。 もう大好きやで! マクドナルドのハンブルゲルもええがな。  カウンターからチンしてるところが見えるし、従業員らもエエ加減にやってるところが 気楽でええわー。 もーう、アメリカ万歳よ!

西川氏 そうですか。 カッコイイですねー。

おっさん はっはっは! まあ、アメリカいうても、 ここにはいろんな料理があるからな。  アメリカの中華料理屋のパサパサごはんも、顔に付いたりしないから便利でうまいし。  それから中華のビュッフェというか、日本でいうバイキング形式のレストランもあって、 これもまた美味しいんやなあ。 何がどうって、それはもう表現できないくらいのもんや。  韓国料理もええでー。 ニンニクは3度の飯よりも好きなわしにとっては、 あの特有のニンニクの香りがたまらんわー。  タイやらベトナムやらも、何かわからんけど香草みたいなんが入ってて最高やね。  もう、何食べても美味しいから何を食べたらええのか毎日悩んでるで、ほんま。  何でも食べる男も辛いもんや、はっはっはっはっは!

西川氏 (なるほど、嫌いなもんがよく分かったわ) そうなんですか。  いやぁ、おっさんって男ですよねえ。 実に男くさいですよ。 惚れてしまいそうですよー。  じゃあ、あれは嘘なのかなあ。 いや、おっさんはセロリが嫌いだと聞いていたので。

おっさん 何を言うてんねんな。 そんなわけが無いがな。  わしは何でも食べる男やからな。 セロリ大好きやがな。 あんなもんは、 洗わずに生でシャキシャキいくのがええんや。  セロリはペロリ!ってなもんやがな。  はっはっは!

西川氏 そうですか。 長ネギも嫌いだと聞きましたが。  それもガセネタなんですね?

おっさん その通りやがな。 わしは何でも食べる男やからな。  有り得へんがな。 長ネギなんか、1本2本ぐらいやったら飲み込んでしまうがな。 はっはっは!

西川氏 おおー、カッコイイですねー。  あと、基本的に暖めたフルーツや野菜は嫌いだとかも聞きましたけども、 これも何かの間違いですよね?

おっさん 当たり前やがな。 フルーツを温めるということ自体が 間違ってるという人間もこの世に居るらしいが、わしには分からん。 あったかいアップルパイなんか もうたまらんがな。 ピザとかにパイナップルが入ってたりもするけど、それもまた美味やがな。 あと、 イチゴとバナナの丸焼きとか、みかんのバター炒めとか、もう何でも来いってなもんや!

西川氏 (エスカレートしてはるわ) そうですか。 じゃあ、全て 単なる噂だったんですね。 

おっさん そうそう。 その通り。 わしは何でも食べる 豪快な男やからな。 見てみい、この豪快な鼻毛を。 

西川氏 うわー、カッコイイなあ。 

おっさん 照れるやんけ、もーう。

西川氏 (単純な人間っていいなあ。  幸せだなあ) それでは、今日はこの辺でおしまいにしましょう。

おっさん おう、ほなまた来いや。 

西川氏 次回は、おっさんの大好きなセロリを持ってきますよ。  生でかじるのが最高なんですよね。 

おっさん おっ、おう。 そうやな。 まあ、無理せんでもええからな。 

西川氏 (ビビッてるがな) はい、分かりました。 それでは!

おっさん おう、また来いよ! 気ィ使うなよー! 何も持ってこんでもええからなー!

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