平成20年5月23日のインタビュー

西川氏: 最近どうですか?

おっさん: まぁ、ぼちぼちやな。

西川氏: ここのところインタビューばかりで、 芸術作品やら楽曲作品は全然増えてませんね。

おっさん: まあな。 でも、それはしゃーない。 だって、基本的に作らんでもええねんもん。

西川氏: (それを言っちゃあ、おしまいやがな)  それはそうですけど、

おっさん: 例えば、芸術作品なんかは、 もうすぐ日本に帰国するという生徒がいたからこそ、ああいった漢字イラストを お別れカードに描いてたんや。 つまり、そういう機会が無いんやから、作品も増えるは ずがないということや。 さらに、楽曲作品は年末のアルバム発表まで、いろいろ考えた りはするけども、年末までに出来ればええんやさかい、今すぐどうこうってもんじゃない し。 レシピなんかも、今すぐ新作を作らなあかんことないし、 イベントも、めぼしいイベントが無ければ作れんわな。 あと、高校数学は既に 出版が決まってるだけに、現時点で、もうこれ以上書いてもしゃーないやろ。 とにかく、 やらなければならない理由が無い限り、人間というのは何もせん生き物なんや。

西川氏: それは確かにそうですが、

おっさん: やらなあかん理由も無いの に何かやってると、すぐに「ヒマな人だね」とか言われたりするやんけ。

西川氏: まあ、そうでしょうね。  じゃあ、 逆に言えば、今はやるべきことが無いから、 おっさんは今まさに「ヒマな人」なわけですね。

おっさん: ほら来た。 だからお前はいつまで経っ てもアホやねん。 やるべきことが無いなら、やるべきことを作ったらええだけの話やんけ。 大体からし て、やらなければならない理由というのは、人に与えてもらうもんではなく己で設定する もんや。 自分で「よし、これをやろう」と思ったら、それはもうやらなあかん理由にな るんや! 人間というのは、そうやってやるべき事を自分でどんどん設定し、そして それらを一つ一つやり遂げることで大きくなっていくんや! 

西川氏: (ほな、自分で設定したらええやん) だったら設定 したらいいじゃないですか。 もうすぐ帰国する生徒がいると想定してイラストをかいた り、もうそろそろ年末だと想定して歌をたくさん作ればいいじゃないですか。 何もして なければ、それはやっぱり「ヒマな人」ですよ。

おっさん: お前って、ほんまもんのアホやろ?  偽物じゃなくて、百貨店で売ってるようなほんまもんのアホやろ? うん、間違いないわ。

西川氏: (なるほど、百貨店の商品は信用でき るということやな。) いや、アホではないですけども、

おっさん: だいたいからして、何でそんなことしてまで、 漢字イラストや歌にこだわらなあかんねん? 他にも出来ることは山ほどやるやんけ。 これが本職やったらしゃーないかもしれんが、せっかく片手間でやっとんねやさかい、 やれることを好きなようにやった方がお買い得ってなもんやろ。

西川氏: (お買い得?) はあ。

おっさん: 「はあ」って、 何をアホみたいな顔しとんねん?  あっ、お前はアホやから、アホみたいな顔でええんやった。 フフフッ。 っていうか、今もわしは本 業以外のことでハフハフしてて、相変わらずテレビも新聞も見てへんっちゅーねん。  給料が出てる研究(つまり本業)以外にも、自分の研究トピックが2つあって、 これを進めるだけでもニッチモがサッチモでワッタ・ワンダフルワールドやのに、 それに加えて、この夏の目玉と言われている、 情熱のおっさんライブ「役に立つ高校数学」のネタ作りも進めているところなんやぞ。

西川氏: 何なんすか、その情熱のおっさんライ ブというのは?

おっさん: これは、高校数学が本当に役に立つ ことを高校生達に実感させ、喉から手が出るほどの喜びと感動を与えるという、 まさに前代未聞の高校数学ライブや。 例えば、 「雨の中を走るとき、どのように走れば最も濡れにくいのか?」という、 安物のビニール傘が歯軋りするような疑問を高校数学で考察して、 衝撃の“一滴も濡れない走り方”を導き出したり。 また、 「ジャンボジェットは本当に飛べるのか?」という、ベテランパイロットのヒザがガクガクしそう な疑問を、いくつかの理論を基に高校数学で考察し、 理論によっては飛べないという結果を導き、物理現象の解釈が適切でなければ せっかくの高校数学も宝の持ち腐れでカビが生えてくることを示したり。 さらには、 「計算機は計算を間違えるか?」という、パソコンが真っ赤になって怒るような 疑問を高校数学で考察し、「おいおい、間違えるじゃん!」という 事実を明らかにし、しかしそれはまた高校数学によって直せることを示し、 高校数学はパソコンよりも偉いことを高校生達に教えてあげるんや。  とにかく、 こじつけでも何でもなく、「いつか分かるときが来るから、今はとにかく勉強しろ!」で もなく、本当に高校数学が役に立つということを今この瞬間に 実感させるということや。  未だかつてこんな数学 の授業が あったか? 否、無いに決まっている!

西川氏: (それはあるやろ、たぶん) そんなライブ、ほんとにやるんですか?

おっさん: やるわ、アホ! とりあえずは、8月に ミシガン州のKOBY国際学院サマースクールの特別講義としてやる予定や。 まあ見とけ。 ちなみに、これらのネタは本に するつもりは全く無い。 あくまでもライブのネタとして、生で語る用に大事にとっておくんや。  だから、このライブはかなり貴重なものになるぞ。 ざまーみろ、はっはっはっは!

西川氏: (ざまーみろって何?) へえ、そう なんですか。

おっさん: そうなんじゃ、ボケ!  それからなあ、まだそれ以外にも、わしには「やるべきこと」があるんや。 それはCFDのやなあ、

西川氏: (はいはい、もうええわ、帰ろ) い や、それは、 じゃまた今度ということで。 では、これで失礼します。 さようならー!

おっさん: おい、ちょっと待てやー!  勝手に終わんなやー! ちょっとここ cfdbooks.com を クリックしろやー! おーい!

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