平成21年5月23日のインタビュー

西川氏: 最近どうですか?

おっさん: まぁ、ぼちぼちやな。

西川氏: そろそろ学会の季節ですが、 今年は学会発表みたいなことするんですか?

おっさん: するやんけ、アホんだら!  2年前ミシガンでクビを宣告された直後に、もうこれで人生終わりかもしれん的に 渾身の力で叩き出した、あのネタをやっと人前で発表することができるんや。  これは相当素晴らしいことになるぞ! 今せっせと論文を書いてるところで、 もうほぼジャーナル用のシリーズパートUのやつが完成しつつあるんや。  それから学会用に パートTとパートUのダイジェスト版の論文を書くんや。 これで やっと皆さんにこのオッサン流メソッドをご紹介できるんや。 いやあ、こんなに嬉しい ことはない。 うーん、素晴らしい!

西川氏: (めっちゃ嬉しそうやん) そうで すか。 良かったですね。 でもそれって、本業の仕事とは関係ないんですよね?

おっさん: そうや。 本業の方の研究 の発表もある。 今はこれに時間を取られてしもて、ちょっと大変なとこなんや。

西川氏: っていうか、それに時間を取られて 当たり前ですよね。 それで給料をもらってるわけですから。 そのシリーズの論文は完 全な趣味ですよね。

おっさん: アホか、いずれは これが本業になるんや。 今本業でやってることは、それはそれで興味深い研究やけども、 わしのこのオッサン流メソッドに比べたら小さい小さい。  このオッサン流メソッドは別に誰かと競争してるわけでもなく、 これで誰かのメソッドが廃れるわけでもなく、このアイデアで皆さんの研究の幅が 大きく広がってハッピーになるという素敵な研究や。 こんな素晴らしい研究が他にある か? 否、あるはずがない。 

西川氏: (あんま意味わからんけど) へえ。

おっさん: だいたいからして、これは、泣く子も微笑む数値流体力学専門書 「I do like CFD」シリーズを執筆しているわしにピッタリの研究なんや。 だって、 わしは数値流体力学が大好きで、嫌いな手法もなければ競争相手もおらんねんから。 皆 お友達で、その皆さんの為になる土台の研究をしとるんやから。 「へえ、じゃ俺の 手法でも試してみようかな」とか「ってことは私のメソッドはこんな風に解釈 できるのね」とか、目からウロコがポロリンチョしたら鼻から出てきてコンチニハみたい なもんや! はっはっはっは!

西川氏: (アホや) なるほどね。 スゴイ ですね。

おっさん: スゴイとか言うなや。 照れるやんけ。  へへへ。 そう、わしはこの研究のおかげで目覚めたんや。 どんな研究でもそこに素敵なアイデアが 大なり小なりあるもんや。 ニコっと微笑んで「I like よ!」と言えば、それで誰でも お友達や。 競争だけが研究じゃない。  自らの研究で他者の研究を発展させるのも研究。 論文の 数だけが業績じゃない。 たった一つの自分の論文で、他者に多くの論文を書かせる のも、これまた素晴らしい研究や。 わしはそういう研究をして、歴史にその名を刻むんや!  さあ、次の学会発表では「I like」を連発するぞ! 皆びっくりするぞ!  アイライクでも、ビジネスライクでも、皆まとめてスカイラークでパーティーや! ひゃっ ほほーい!

西川氏: (大したことないと思うけど、言わ せておいてあげよう) なるほどね、素晴らしいことですね。 じゃ、お忙しそうですので、今日はこれで終 わりにしましょう。 頑張ってください。 さようならー!

おっさん: さあ、かますぞ!  2年ぶりの学会発表や。 感動のアイデアで感動の再会や。 みんな待っててくれよ!

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