西川氏: 最近どうですか? おっさん: まぁ、ぼちぼちやな。 西川氏: で、この間の頑張らなくてもいい方法についてで すが、 おっさん: またかよ。 しつこい奴やなあ。 子供に「勉強しろ!」と言って「はい!」と素直にやるのならそれでOKやけども、 言うてもやらんとわかってるんやったら、別の方法を考えろということや。 例えば、ヨガを始めたとする。 CDを買って家でやれば安いけども、 なかなか続かんもんや。 そんなときに「お前ヨガやるって言ったじゃん。CD買ったじゃ ん。やれよ!」などと言われたところで、そんなことは言われなくてもわかっとるってな もんや。 わかってるけども、なかなか続かないもんなんや。 ならばどうするか? 一つは、ヨガ教室にお金を払ってスケジュールを決めることや。 そうすれば、 お金も払ってるし、行くと約束してるわけやから、それはそこそこ続くやろ。 そうすれば頑張らなくてもいいし、周りの人間もヤイノヤイノ言わんでも済むんや。 つ まり、誰もが頑張らなくても良くなって、ストレスも無くなってハッピーピン子ちゃんに なるというわけや。 西川氏: (情けない話やなあ) まあ、それ はそうですけども、情けないんじゃないですかね。 おっさん: だったらお前は頑張ったらええがな。 何でそれを人に強制するんや。 そんなことするからストレス社会がスクスク育つんや。 だいたいからして、悪いことしたら逮捕されて罰を受けると法律で決まってるやろ。 それはまさに頑張らなくてもいい方法の一つや。 何の罰則もなかったら、皆好き放題し て社会は無茶苦茶の無秩序状態でクルクルパーになってしまう。 だからと言って、「悪いことしちゃいけなのだよ!」と、どれだけ力説しても 犯罪が減ることはない。 言う方も言われる方もしんどくなってバタンキューの Q太郎や。 ならば頑張らなくても言いように、悪いことしたら刑務所に放り込まれて 人生が無茶苦茶になるシステムにしておけば、頑張らなくても悪いことはしない ようになるやろ。 それでも悪いことする人間はおるやろうけども、罰が無い状態と 比べたらそんなもん少ない少ない。 とにかく、どんな状況でも頑張らなくてもいい方法 というのが必ずあるはずや。 それも探さず偉そうなこと言うて圧力をかけ るだけなんて、ゴリラもびっくりしてバナナ落としてしまうわ。 西川氏: (何かようわからんけど、もうええ わ) そうですか、ゴリラがバナナを落とすというのはショッキングなことですね。 わ かりました、またよく考えてみます。 それでは今日はこの辺で。 おっさん: よっしゃ! よく考えとけ。 ほなな! ゴリラによろしく言うといてくれよー! はっはっはっは!
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