平成19年6月3日のインタビュー

西川氏: 最近どうですか?

おっさん: まぁ、ぼちぼちやな。

西川氏 さっそくですが、ついに「青春の高校 数学」が3冊揃って発売になりましたね。

このポスターの高画質 pdf ファイルが 高校数学ページ でダウンロー ドできます。)


おっさん そうやがな。 ついに3 冊目が完成したがな。 しかも今回は本格的なペーパーバックスタイルで登場や。 これは凄いぞ。 そこらの本屋に普通に並んでそうなプロ的な仕上がりや。 ほんま、感無量やで、感無量。

西川氏 そうですね。 でも、これはまだ日本で 出版というわけじゃないんですよね。

おっさん まあな。 とりあえずは、去年からグッズ販売 をやってる オッサンワールド・オンラインストア をグッと拡張して、そこで本も売ることにしたんや。 この為に少しばかり投資したから、前よりももっとプロ的なオンラインショップになってる やろ。

西川氏 そうですね。 全部ここで一括されて 分かりやすいですね。

おっさん ただ、このオンラインショップは日本語 表示ができないんやなあ。 まあ、しゃーないから、とりあえず 日本語の説明ページ を作ったがな。 今のところは、これで何とかしのいでもらおう。

西川氏 へえ、そうなんですか。 でも、ターゲッ トはどう考えても日本人ですから、直接日本で やるのが一番いいですよね。 日本にもこういうオンデマ ンド出版のサービスはないんですか?

おっさん あるがな。 でも高いんや。 例えば、 青春の高校数学3は、305ページもあるんやけども、日本だとだいたい1ページ10円なんや。 つまり、3000円や。 しかも、オンデマンド出版は基本的にオンライン販売やから送料も かかる。 さらに、著作料を上乗せしたら、4000円とかになってまうんや。 でも、この オッサンワールド・オンラインストア では、例えば「青春の高校数学3」なら本代が20ドルで日本への送料が7ドルや。 しかも、これに著作料も含まれとるんや。 これは安い。 これなら、 英語のページでもええから頑張って買う価値があるやろ。 いくら何でも、数学の参考書 が4000円もするってのは有り得へんやろー。

西川氏 (27ドルでも高いとは思うけど、まあ 確かに日本より安いわな) 

おっさん もちろん、いずれは日本で本屋に並 べたいとは思っとるで。 ただ、今すぐいきなり出版社立ち上げてというわけにはいかん やろ。

西川氏 えっ! 自分で出版社作るつもりですか?

おっさん いや別に自分で作らんでもええけど も、たとえ今ある出版社に売り込んだとしても、そんなもんすぐに出版して本屋に並ぶこ とにはならんがな。 それやったら、とにかくできることからやるということや。 じっと待っ てても何も進まんからな。 だから、とりあえずはこれでええんや。 だいたいからして、 前まではこんなキチンとした形じゃなかったのに、日本から注文が入ってたんやから、この本を買いたいと思う人々は間違いなく いるんや。 ならば、ちょっとでも購入しやすいように、そしてちょっとでもプロ的に仕上げようと考えた んや。 ほんで、ちょっと考えたら、意外と簡単に出来ることがわかったんや。 だからやっ たんや。 出来るからやる。 簡単なことやがな。

西川氏 (将来、ほんまに 自分で出版社作ってそうやなあ) そうですか。 いや、確かにこの本はいいと思います よ。 はっきりいって、こんな数学の本は見たことがないですからね。 教科書に載ってい る事柄は、ほぼ網羅されていて、しかもその全てが青春をテーマにキチンと解説されてますからね。 「数学がわかる本」だとか「数学のお話」みたいな感じの本は沢山ありますけど、教科書準拠でここまでやった本は見 たことも聞いたこともないですね。

おっさん そうよ、だから前代未聞なんや。 し かも、単なる数学の解説だけではなく、時には物語にもなってるからな。 これは小説で もあるんや。 とくに、今回執筆した第3巻は、多くのショートストーリーがちりば められていて凄いぞ。 彫りの深い男子高校生、Holafky博士、 無口な超能力少年や小柄な政治家、そして彫りの深いおしりなんかも登場して、 それはもう凄い話になってるんや。 しかも最後には、あのB君と彼をいじめる色白の 優等生達とのクライマックス的なエピソードも用意されてるんや。 第一巻から読んでみ れば分かるが、これはもう一つの感動巨編やぞ。 これはもうほんまに前代未聞の高校数 学参考書や! その内容は想像を絶すると言っても過言ではないぞ!

西川氏 (確かに、読んだことのない人は 想像するのが難しいかもしれんな) そうですね。 確かに、数式を飛ばして 読んでる人も多いですね。

おっさん そうや。 いつか、これが日本で ドラマ化される日が来ると言われてるぐらいや。 連続ドラマ「青春の高校数学」という感じで、 NHKでも何でもええけど、やったらええねん。 これは出来るで。 数式は飛ばせるんやか ら、子供から大人まで皆一緒に楽しめるがな。 そらあ、視聴率もうなぎのぼりやがな。

西川氏 (それは無理やろ) まあ、そうで すねえ。 ところで、これで完成してしまったわけですが、今後はどうするんですか?

おっさん いや、まだ完成したわけではないん や。 まだ数Aの図形と数Cの統計学が抜けてるんや。 いずれはこれらも執筆せないかんと 思ってる。 ただ、今すぐどうこうは出来んって感じやな。 この本は毎週土曜日の数学の クラスの為に書いてたからな。 教えるから書けるし、また書く価値があるってなもんや。 だから、 それらを教える機会があれば、そのときに書くつもりや。 KOBY国際学院では、時間の都合もあって、これらの範囲は今のところ教えてないんや。 あとどれぐ らい片手間講師を続けられるのか知らんが、続く限りはいつかその機会を作りたいと思っ てるわ。 特別講習会とかな。

西川氏 なるほど。 まだまだ発展の余地がある ということですね。 いいじゃないですか。

おっさん そうよ。 何でもそうやけども、終わ りなんてもんは無いんや。 お話というのはいつまでも続くんや。

西川氏 そうですね。 是非とも末永く活躍して ください。

おっさん おう、任しとけ!

西川氏 最後に、著者が方手雅塚(かたて まさ つか)となってますが、このネーミングは自分で考えたんですか?

おっさん そうやがな。 「おっさん」みたいな 名前は無いとか、昔、お前が言うてたから、一生懸命考えたがな。 まあ、どういう意味か は、じっと眺めてたら分かるから敢えて言わんけども。 わし自身は、なかなかええネーミング やと思ってるで。

西川氏 そうですね。 私の方も、あの時の約束どおり 書評を書かせて頂きましたからね。 なんと、それが本のバックカバーに 掲載されて、しかもポスターにもデカデカと載ってるので、ちょっとびっくりしてしまい ましたけども。

おっさん そらあ、あんなええこと書いてもろ たら、載せへんわけにはいかんがな。 おおきに、おおきに。

西川氏 (載せないつもりだったのか?) で は、まあ、今日はこんなもんでいいでしょう。 とにかく、おめでとうございます。 これで一気 に青春の高校数学が世に広まるといいですね。 では、さようなら。

おっさん おう、ほななー! いやっほーい!

戻る


著作権について | リンクについて | 会社案内 | お問い合わせ