平成22年6月13日のインタビュー

西川氏: 最近どうですか?

おっさん: まぁ、ぼちぼちやな。

西川氏: 最近釣りにはまっているみたいです ね。

おっさん: 誰がホモってるねん! ふざけるな!  子供がどうしても釣りしたいと言うから連れていってるだけじゃ! 今までアメリカで は釣りなんかしたことなかったけども、頑張って釣りライセンスとやらを買ったり、 釣り道具を買い揃えたり、釣りができるところを探して頑張っとるんや。 人をバカにす るのもいい加減にせーよ!

西川氏: (耳、否頭がおかしいんや) いや、 馬鹿になんてしてませんけども、

おっさん: いや、しかし最初に行った日に大きなナマズ を二匹も釣って、これがなかなか面白いんや。 最近はブルーギルが面白いように釣れて、 子供も大満足しとるんや。 いやあ、やってみるとおもろいもんや。 だいたいからして、わし も小学校やら中学校の頃にはよく釣りに行ったもんや。 そういう意味では、遠い記憶が 蘇って生き返るガマカエルさんみたいな感じやな。 はっはっはっは! 

西川氏: (訳わからん) そうですか。 で、 釣った魚はやはりキャッチアンドリリースですか?

おっさん: アホか! 釣った魚は食べるに決まっ とるわ! 外国人は逃がすのかも知らんが、それは島国日本人としての最低の礼儀やない かい! 釣られた魚も「エー、どうせまた釣るくせに逃がすなよ!」「また針で刺されて口 がボロボロになるやんけ!」「どういうことよ! 私が美味しくないとでも言うの!」っ てなもんで憤慨しとるわ! 釣った魚は責任をもって食べろ! だから天皇陛下が謝罪す るようなことになるんじゃ! 

西川氏: どういうことですか?

おっさん:  ブルーギルはその昔、天皇陛下がシカゴの市長から贈呈されたもので、 日本に持ってきて研究施設で飼育してたものが大脱走して 全国に広まったという魚や。 ブルーギルは新たな食料源として期待されたが、結局は 国内の魚の脅威となって琵琶湖では漁獲量が激減してしまい、それに対して最近天皇陛下が謝罪をした ということや(参考記事、さらに英語Wiki Bluegillにも書かれている)。  だから、日本人はブルーギルを食べなあかんのや! 食べないから増えるし、他の魚の餌 も奪って脅威となってしまうんや。 食ってみたらウマイのに、なにか心理的な抵抗があっ て食べられへんようになっとるだけや! お前も日本国民ならブルーギルを食べろ!  国民の為にと思ってブルーギルを持ってきてくれた天皇陛下に申し訳ないやろ! さあ、 食べろ! 食べるんだ、ジョー!

西川氏: (何でジョーやねん) そうでした か、でも、だったら日本にいるブルーギルを食べないとだめですね。 アメリカでブルー ギルを食べてもしょうがないじゃないですか。

おっさん: うるさーい! お前はうるさい!  わしは、ブルーギルは食べられるし美味しいということを子供たちに体験を通じて教え、 いつの日か日本がブルーギルを普通に食べる国となるように貢献しとるんや!  子供の頃にブルーギルを普通に食べていたという、この経験が大事なんや。 だからアメ リカでも何でもブルーギルを食べるんや! 食べるんや、ジョー!

西川氏: (まあ確かに日本でもそういう動き があるみたいや。秋葉原のブルーギルもっふるたんやったっけ)  そうですか。 なるほどね。 では、今日はこの辺で。

おっさん: おう! こんど一杯釣ったらお前にも おすそ分けするよってに! 食べに来いよ! 食べにくるんだ、ジョー!

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