平成20年7月23日のインタビュー

西川氏: 最近どうですか?

おっさん: まぁ、ぼちぼちやな。

西川氏: さっそくですが、意外と おっさんは若者が好きですよね? なぜなんでしょうかね?

おっさん: 意外と好きってどういうこっちゃね ん。 ほんま、人をバカにするのもエエ加減にせーよ! 好きかどうか知らんが、 まあ、ひょっとしたら、それは、若者には未来とい うか、無限の可能性があるからやろ。 若者は常に未来を模索し、常に どんな道をどのように進むべきか悩んでいる。 そんな子羊的な若者に熱く語りながら いろんなアイデアを投げ掛けて、その中で若者が何らかの刺激を受けることが出来たらそん な素晴しいことはない、みたいな感じやろ! だいたい、すでに道を決めてしまったオッ サン&オバハン相手に語っても、うっとーしがられるだけや。  他にどんなんがあるっちゅーねん!

西川氏: (他にって、そんなもん知らんがな。 だから聞いてるんやん) とりあえず全然バカにしてませんし、こちらは聞いてるだけで すので他にと言われても私には分からないんですが。

おっさん: やかましい、黙っとけ、ボケ! 例えば、 「急いではならない。結婚は遅い方が良い」という考え方を信じている若者がいたら、 わしは「結婚は早ければ早い方が良いぜよ!」と語るわけや。  未熟な二人が一緒になって、共に苦労し、成長する姿ほど美しく青春なものは無い。  金が無ければ尚良し、子供がいれば尚良し、学生であればそれも尚良し。 収入だって、 大体でええ。 必ず何とかなるというか、何とかすることになるからな。   おまけに、そんな青春で情熱的な若者カップルを見たら、 親も友達も世間のオッサン&オバハンも応援せんわけにはいか んやろ。 だいたいからして、ちゃんと就職して定職についてから結婚なんて考えてたら、わしなんか今だに 結婚できんがな。 若者なら情熱的にかませっちゅーねん! そして、その情熱に責任を持って 猪突で猛進せーっちゅーねん! それでこそ若者やないかい。

西川氏: (また無茶なこと言うてからに) いや、でも、 情熱だけで急いで結婚して、結局すぐに離婚したら意味ないじゃないですか。

おっさん: ハゲるな! たとえ離婚しても、一 度あの情熱の日々を思い出してみれば、「もうあんな情熱的な結婚はできない!」となっ て、またよりを戻すことになるんや。 それは間違いのないことや。 人生は何度でもやり直せ るんや! しょーもないこと言うな!

西川氏: (そらあ、そういうケースもあるやろ うけど) そうですかねえ。

おっさん: そうじゃ、アホ! だいたいからして、 学生を終えたら就職というのも、あまりにも単純すぎて若者らしくない。 たとえば、大学を卒業し たって、まだ大学院がある。 又は、そこから専門学校に通うこともできる。  又は、派遣労働者としての道もあれば、修行に出たり、旅に出たり、弟子入りするという選択肢もある。  そこに良い悪いはないし、ましてや勝ち負けなどない。 ある意味、 ちゃんと就職しなかった方が、多くの可能性を維持できる分だけ、 情熱の日々を継続できるってなもんや。 若者ならば、常に困難な道を選べ。  そして情熱的に突進していけ。 長い目で見れば、その方が間違いなく有意義であり青春や。  「博士号を取ったら就職が難しいよ」などと言われたら、 「それは他の奴のことだ。俺は違う!」と思え。 「音楽で飯食うなんて無理、無理」 などと言われたら、「あんたにとってはね。あたいは違うわ!」と思え。  「数学やら文学やら芸術とかじゃ、就職口が無いし、飯食えないよ」 と言われたら、「何をバカなことを。この世には数学者もいれば、文学者や作家もいれ ば、芸術家やデザイナーがいるじゃないか!僕は騙されないぞ!」と思え。 崖っぷちで、 何度も落ちそうになりながらもかまし続けたという経験は、いずれ必ず生かすことができ る。 常にもっと先を見て、大きな視野を持ち続けなあかん。 そして常にカマし 続けていくことや。 それでこそ若者というも んやろ!

西川氏: (いっつもこれや。別にカマさんで もええがな) でも、ねえ、

おっさん: また「でも」や。 お前は 珍獣デモキングのウンコか?

西川氏: (意味わからん) いいえ、珍獣デモキ ングのウンコではありませんよ。

おっさん: うるさいわ! 若者ならカマ さんかい! お前は何の為に生まれたきたんや? 無難な人生を送る為か?  人の言う通り、皆と同じような人生を送る為か? 周りよりちょっとエエ大学行って、 周りよりちょっとエエ感じの仕事について、周りよりちょっとエエ給料をもらって、 周りよりちょっとええ感じに出世して、 周りよりちょっとエエ車に乗って、周りよりちょっとエエ家に住む人生を送る為か?  周りよりもちょっとエエ利子のつく定期預金口座を持って満足か?  周りよりもちょっと安くモノを買えてそれで満足か? 周りよりちょっと良かったら、 それが成功なのか、勝ち組なのか? ハゲるのは後頭部だけにしとけ!

西川氏: (後頭部だけハゲるって、どんなんや ねん) な るほどね。 じゃあ、それを若者に語ってあげて下さいよ。 私はもう若者ではないので、 うっとうしいだけですよ。

おっさん: えっ、ええ〜。。。 うっとうしいっ て、、、そんなはっきり言わんでも。。。

西川氏: (何やねん。自分で言うてたやんけ。 オッサンに語っても、うっとうしがられるだけやって) ああ、いや、それは、その、

おっさん: 何かやる気無くなってきたなあ。。。  ショックやなあ。。。 はぁ〜。

西川氏: (ほんまにもう) いや、よく考えたら、全然うっとうしくな かったです。 実は私も頑張ってみようと思ってたんですよ。 今の仕事も早くや めて、新しい道を模索しようかと。 若者って、年齢じゃないんですよね。  常にいろんな可能性を模索し、何かカマしてやろうと思っていれば、それはもう若者なん ですよね。

おっさん: おう、そうや、その通りや! お 前はアホやけど、たまにはエエこと言うやんけ! 

西川氏: アホではな いですが、有難う御座います。

おっさん: よっしゃ、そんな若者のお前に、 情熱の名曲「あなたはモミアゲボーイ!」を熱唱してやる! 

西川氏: いや、それは結構です。 もう帰ら ないと。

おっさん: アホ! そこ座っとけ、ボケ! せっ かくわしが生で歌ってやると言ってるんや。 ありがたく聞かんかい、アホンダラ!

西川氏: (あーあ、もう、じゃまくさいな あ。。。) へい。

おっさん: 皆さんは↓をクリッキングしなはれや!  ほな、行くぜ!



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