平成19年8月13日のインタビュー

西川氏: 最近どうですか?

おっさん: まぁ、ぼちぼちやな。

西川氏: いいジーパンですね。

おっさん: あっ、これええやろ。 チップ何と かペッパーとかいうやつらしいわ。

西川氏: それって、結構高いんじゃないです か?

おっさん: まあ、200ドルぐらいやったかな。

西川氏: 高いじゃないですか! 安月給のポス ドクの身分で、しかも子供が二人もいて、よくそんな買い物ができますね。 いつも思っ てたんですが、おっさんの家には決して安くないものがたくさんありますよね。 最新の PC、新品の家具、大型テレビにDVDレコーダー、高級衣服に靴類、ハリバートンの高 級ジュ ラルミンスーツケー スなどなど。 一体どこにそんなお金があるんですか? ちゃんと貯金してますか?

おっさん: 貯金してますかって、そんなもん 余計なお世話じゃ。 ちゃんとやっとるわい。 それになあ、うちには高いもんもあれば、 アホみたいに安いもんもあるわい。 わしの服はほとんど古着やし、食器も安物アンティー クやし、このテレビだってもらいもんやし、家具類いうたって、そんなもんほとんどがも らいもんやがな。 そんなええ加減なこと言われたら困るで、ほんま。

西川氏: いや、でも、おっさんは金使いが荒 い印象がありますよ。 高いのと安いのがあれば必ず高い方を買うじゃ ないですか。

おっさん: それは結果論やんけ。 いつもそう とは限らんわい。 だいたいからして、高いもん買ったらあかんのかいな。

西川氏: あかんことはないですが、勿体無い ですし、普通のポスドクの給料じゃ贅沢な暮らしはできないはずですよ。

おっさん: あ〜あ、ほんまにお前はウンコちゃ んやなあ。 うわっ、クサッ! クサッ! クサッ!

西川氏:: (子供やなあ) そんなこと言わ ないでくださいよ〜、もーう。

おっさん: モーは牛じゃ! ほんまに何から何 まで悪臭漂う男やなあ、お前は。

西川氏: (どういう意味やねん?)

おっさん: 贅沢な暮らしができないはずやと? その考え方自体がウンコやねん。 ほんなら何かい、ポスドクみたいな 安月給の職についた時点で「決して贅沢はできない」ことが決定するのか? うどん屋 行ってもすうどんしか食べられないのか?、スーパー行ってもセール品しか買えないのか? それで、ちょっとでも贅沢したら、「よくそんなことできますね!」「贅沢ですよ!」 「貯金してるんですか?」「そんなことできな いはずですよ!」などと、アホみたいに騒ぎ立てやがって。 そんなお前は完全に終わっと るわ。 後は水洗便所でザザーっと流されるだけや。 そう、お前は間違いなくウンコや。 くっさいくっさ いウンコや! うわっ、クサッ! 近寄るな! うーっわクサッ! クサッ!

西川氏: (アホか) 何を言ってるんですか。 実際、贅沢できないじゃないですか。 給料が安いことは事実なんですから。 だったら、 将来のことも考えて、可能な限り節約して、少しでも多くお金を貯めておくべきで しょう。 それが常識というやつですよ。

おっさん: ンン ...... ブハァー! あー、し んど。 余りにも臭いから息止めてたけども、もう限界やわ。 お前という奴は何という臭い人 間なんや。 あまりに臭すぎて、鼻から国旗出てくるわ。

西川氏: (手品か?)

おっさん: いいか、お前は完全に洗脳されと るんや。 「給料安い → 節約して金貯める」ということやろ? ほんま、単細胞生物的なアイデ アやで。 何でそこで「給料安い → もっと収入を増やす」 とならんのや。 お金がいるなら稼げばええってことやがな。 簡単なことやがな。 今稼いでる給料だけが収入やって、誰が決めたんや。 収入を決めるのは会社でも バイト先でもない、自分自身やろ。 そんな簡単なことになぜ気づかんのや。

西川氏: いや、でも普通は今ある給料で何とかやり くりして、

おっさん: クサーイ! もうそんな ウンコなこと言うのはやめろ! 黙ってわしの言うことを聞け!

西川氏: (ウンコ、ウンコって、子供みたい に)

おっさん: 給料なんか当てにしてたら、 「お金がない!」「勿体無い!」などと言いながら一生を終えることになるぞ。 そんな こと言いながらも、しっかり貯金だけはたまっていくわけや。 使えるのに使えない(と 思い込む)金だけが増えていくんや。 ほんで、大きな出費がある度にブルーな気分になっ て、ほんでまた我慢我慢で貯めていくんや。 いつになったら楽になるのか。 否、一生楽 になることなんかないんや。 入ってくる金の量は決まっとるわけやからな。

西川氏: それでいいじゃないですか。 子供の 学費、結婚資金、マイホームなど、いろいろ必要になる場面が出てくることは分かってる んですから。 そ の時の為に一生懸命倹約して貯蓄するんじゃないですか。 そんなの常識じゃないですか。

おっさん: だあってい、アホ! 我慢なんかせ んでもええんや。 欲しいと思ったもんは買えばええんや。 高級創作うどんが食べたけれ ば食べればええんや。 ただ、そのときに、同時にどうやってその金を稼ぐかを考えるん や。 これだけ贅沢したいと思ったら、それだけのお金をどうやって稼げばええか考える んや。 バイトを始めるのか、路上パフォーマンスをするのか、おにぎり握っておにぎり の配達屋を始めるのか、エキサイティングな小説を書いて何たら賞を取るのか。 そうやっ て収入源を生む努力が伴うのであれば、多少の贅沢など無いに等しいやろ。 簡単にい えば、出て行くお金と同じ額のお金を稼ぎ返せばチャラになるということや。 お前のように節約しか考えられな いような一方通行の石頭ウンコちゃんは、一生かかっても特上のてんぷらうどんは食べら れへんということや。 しかも、コツコツ貯めた金の使いどころを間違えたりなんかしたらもう、 目も当てられんわ。

西川氏: まあ、おっしゃることは分からいで もないですが、その収入源というのが難しいんですよ。 誰でも簡単に稼げるわけではな いですから。

おっさん: 稼げるがな。 バイトしたらええや んけ。 バイトなんか簡単なもんやがな。 おにぎり屋も簡単やんけ。 米炊いて握ったら ええだけやんけ。 出来ないと思ってる人間には一生出来んけども、出来ると思う人間に は簡単にできることや。 やったらええだけやねんから。 まあ、お前のように洗脳されと る人間は何もできんわ。

西川氏: うーん。

おっさん: こんなところできばるな! ウンコやっ たら便所できばってこい!

西川氏: (もーう) しかし、バイトといっ ても、普通は本業以外の仕事は禁止されていたりしますし、なかなか難しいと思いますよ。

おっさん: ほんまに臭い奴やなあ、お前は。 バイトを禁止されても、金を稼ぐ道を探ることまで禁止されるわけやないやろ。 だから、 初めから無理やと思ってる人間には無理やと言うてるんや。 まずはできると思い込むこ とや。 出来るとなれば真剣に考えるやろ。 本気で考えたら何か手があるはずや。 とに かく必死になって道を探ることや。 今の給料を基本に考えることが間違いやと言っとる んや。 お前はまだその洗脳から逃れられんのか? なさけないウンコやのう。

西川氏: (なさけないウンコ? 立派なウン コも存在するのか?)  いやあ、やっぱり難しいだと思いますけどねえ。

おっさん: はい、お前はウンコちゃん決定! こちらへどうぞ!

西川氏: どこへ行くんですか? あっ、トイレ じゃないですか!

おっさん: そうや。 お前みたいな奴はここで スッキリと流してやる。 さあ、便器に入れ!

西川氏: ちょっと、そんな無茶な。 ちょっと 押さないでくださいよ! ちょっと、ちょっとー! やめてくださいよ!

おっさん: うるさい! 入れ! どりゃ、ど りゃー! それ、ザバババー!

西川氏: あっ、ああー! 流されるぅー!

おっさん: あー、すっ きりした。

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