平成18年9月13日のインタビュー

西川氏 最近どうですか?

おっさん まぁ、ぼちぼちやな。

西川氏 なんだか肌寒い日が続いてますね。

おっさん ほんまやがな。  こんな早く寒くなるとはなあ。 今年は雪も早いのかもしれんな。 今年もまたドッサリ雪が降るんやろか。

西川氏 そうかもしれませんねえ。  まあ、ミシガンですからしょうがないでしょう。 ところで10日は誕生日でしたよね。  おめでとうございます。

おっさん おおきに、おおきに、そうやがなー。  えらいもんやでー。 花の昭和46年、西の暦では1971年よ。  戦争はとっくに終わっていたとはいえ、1971年といえば オイルショックやら ドル ショックやら ニクソンショックやらで、それはもう ショッキングな時やったみたいやがな。 そんなショッキングな時代に生まれて、 よくもまあ35年もピンピン生き続けてるもんやで。  地震もあれば交通事故もある、通り魔殺人があればテロもあるといったこの35年、 よくもまあ生き残ってきたもんや。 これは奇跡といってもええかもしれんな。

西川氏 まあ、確かにそうかもしれませんね。( 生存率はかなり高いと思うけど)

おっさん しかしまあ、 これでわしも四捨五入したら40才となったわけや。 あと5年で40やで、40。  ほんまえらいことになってきたでー。

西川氏 (何がエライねん?) そうですねえ、 これから40に向かっていくわけですよねえ。 40才は不惑の年などと言いますが、 確かこれは「もはや惑わない」という意味でしたよね。

おっさん いや、それは違うやろ。

西川氏 (あら?) じゃあ、どういう意味なんでしょうか?

おっさん 惑ってのは 惑星のことやろ。 つまり、40才はもはや惑星ではないということや。 

西川氏 (あ〜あ、またオモロイこと言うてはるわ)

おっさん 辞書見てみいや。 ほれっ。 ここやがな ここ。 惑星というのは、太陽の重力に引っ張られな がら太陽のまわりを回ってて、自分では発光しない天体のことやと 書いてあるがな。 つまり、まあ言うてみたら、親のスネをかじりながら親のまわりを ウロチョロして、親の七光りでしか光れないような「切れた電球」みたいな人間のことや。  ということで、40才はもはやそんな惑星ではない、つまり不惑な年なんやということになるがな。 

西川氏 いや、しかし、 30代で親のスネをかじってる人なんていませんからねえ。 40にしてやっと 自立するなんて、それもなんだかバカげた話ですよ。 そもそも「30にして立つ」と 言われているように、30代のうちにとっくに自立してるものですよ。

おっさん 30代のスネかじりなんか、いてるがな、 いてるがなー。 そんなもん、なんぼでもいてるがなー。 親の助けゼロでやってる 30代なんかほとんどおらんやろ。 独身でもそうかもしれんが、結婚してた ら尚更親の援助があるってなもんや。  さらに子供がおったら間違い無く援助はあるやろう。 子供のお年玉に、誕生日プレゼント、 新しい服も買って、遊園地に連れて行って。 援助するなといっても援助する始末やがな。 

西川氏 いや、それは援助とは言わないし、 それだけだったら一応自立はしてることになるでしょう。 生活費をもらってる わけじゃないんですから。

おっさん 当たり前やがな。 そんなことしたら、 自分の子供がカッコ悪いがな。 せやから親は、援助っぽくない形で援助するんやがな。  孫に小遣いやったり、クリスマスプレゼント送ったり、食べ物送ったり、 家に呼んで飯食べさせたり、そうやって、 子供の面子を保ってやるわけやな。 

西川氏 (誰に対する面子やねん?)

おっさん 親も子供に気ぃ使こて大変やで、ほんま。  でも、家買うとか、車買うとかいう話になったら、これはもう援助やからな。  なかなかええ手がないわな。 となれば、堂々と、援助を申し出るしかなくなるわけや。  さあ、そこで30代の子供はどうするか。 「僕チンは自立してるから、 援助はいらないよ。そんなお金があったら、温泉でも行ってゆっくりしてきてよチン」と カッコ良く言い切ってしまうか、それとも「とっても助かるチン。ちょうど、あと○○○○○円 あればって思ってたところチン。だから有難く頂いておくチン」とするか。  となれば、後者は間違いなく援助やがな。 まあ、ある意味、親が援助してやると言ってるのに それを拒むのも悲しいもんや。 それは有難く頂戴しておいたほうがええがな。  ましてや、子供が家を買うなんてことになったら、お金が無いならしゃーないけども、 お金を持ってる親ならば多少の援助を申し出てしまうがな、やっぱり、そこは。  お金とか土地をたっぷり持ってる親やったら、やっぱりそれは提供するがな。  そういうもんやがな。 それで子供の生活も落ち着くわけや。  それがだいたい40才やがな。つまり、ほんまに自立する、 つまり惑星でなくなるのは40才ということや。  だから、40才は不惑の年なんや。

西川氏 いやあ、私はそれでも援助だとは思わないですけどもね。  基本的には自分で稼いで生活してるんですから、多少の援助はアリでしょう、家族なんですから。  自立してないというのは、 学生のように収入が無い状態をいうんだと思いますけどもねえ。 家だって、それは、やっぱり大きな 買い物ですから、

おっさん ちょっと待て! ということは、我々が住んでる この地球も惑星なんやから、太陽に援助してもらってるということやがな。 何十億年もの間、 太陽のスネをかじりながら グルグル回って、それはまるで無職のまま親のまわりをグルグルみたいなもんやがな。 あっ! それって、今で言う ニートやんけ! ニートや、ニートや! そうか、地球はニートやったんやな。  あっ! だから、ときどき宇宙人が円盤でやってきて、コソコソ偵察していくわけやな。  このニートの星はいつになったら外に出て働くのか、ときどき 見に来るわけやな。 あんまり関わりたくないし、刺激したくないから、円盤から 降りては来ないというわけや。  そうか、そうやったんかー。 あぁー! ってことは、 この太陽系の惑星はみんなニートや! そうかー、だから、「アルバイトでもいいから、 何かせい!」で 火星とくれば、「働くなんて、じゃ もくせーよ!」で木星なんや!   あっ、あぁー! だから、冥王星はそろそろニートを 卒業するとかしないとか議論されてるんやー。 惑星で無くなることは悲しいことではなくて、 とっても素晴らしいことやったんや! ニートからの卒業、そして 不惑の年を迎えた瞬間やったわけや。 おぉー、そうだったのかー! うおぉー!

西川氏 (あーあ、暴走してまいよった。 もうええわ。) はあー、なるほどー。  すばらしいー。 いやあー、すごいなあー。 はっはーっと。

おっさん あんまり言うなや。 照れるやんけ。  はっはっは。 

西川氏 はははは。 えー、それで何の話でしたっけ。  おっさんもあと5年で40才というところまで来たと、そういうことですね。 今は 35才なんですから、40才の話はまた40になってからしましょう。 とにかく、 35才おめでとう御座います。

おっさん おおきに、おおきに。  35はええ数字やからな。 わしは気に入ってるで。 わしの好きな数字の5に ラッキー7をかけた数字や。 それに、サンゴといえば青い珊瑚礁やから、 南の島のバカンス祭りみたいなイメージもあるしな。 まあ、これから1年、張り切って かましたるで! とにかく、ちょっとでも時間があったら何かをクリエイトしてやるさかいな。  覚悟しとけよ。 この35才の年も無駄の無い1年を過ごしてやる!

西川氏 はいはい、頑張ってくださーい。 それでは、 今日はこの辺で終りまーす。 さようならー。 (おっさんが暴走したときって、なんか疲れるわぁー。)

おっさん おう! ほな毛、ほな毛! ほんだら、また10日後に 来いングー! おーい、来いングやぞー! これ、 「来い」の進行形やで、分かるかー? はっはっはっは!  何を黙りングで帰りングしとんねん、はっはっはっは! ほな毛ー!

西川氏 (フフフフフフ ...... フフフフフフ ...... )

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