平成25年10月3日のおっさんインタビュー

西川氏: 最近どうですか?

おっさん: まあ、ぼちぼちやな。

西川氏: ついに出ましたね。「 I do like CFD, VOL.1, Second Edition」 この改訂版では、PDFが広告版ということで無料でダウンロードできるそうですね。

おっさん: これはゴツイことやで。今回はわしの方からクレイドル社に提案させてもうたんやけども、これがまた二つ返事の「おっさん、それ面白いがな!」で、スルリスルリと話が進んだがな。

西川氏: そうだったんですか。専門書に広告を入れて無料で配布するという形は私は見た事がないですけど、確かにそれは面白い試みですね。本の内容さえ良ければ大きく拡がりそうですね。

おっさん: 本の内容は良いに決まっとるやろ! これは他の数値流体力学の本には載っていない内容が満載や。それだけでも有用であるし、その例の無い内容がこれまた有用な情報なんや。だいたいからして、数値流体力学の研究、そして実用コードの開発に従事するわし自身が重宝しとる本や。しかも、この書き方が他の専門書では有り得ないんや。タイトルにあるように、「好き」というのがテーマや。わしの好きなトピックを、わしがなぜそれが好きかという観点で書かれてるんや。なぜそれが好きかという説明を読んで、「なるほど、だから好きなんだな」と納得することで重要な専門的知識を身につけるというわけや。なんとまあ素晴らしいコンセプトやで! こんな専門書が他にあるか? 否、無いに決まっとるわ!

西川氏: (決めつけるなよ) そうですか。それは素晴らしいですね。

おっさん: 素晴らしいというより、これはゴツイことや。有用な情報にいつでもどこからでもアクセスできるという点がゴツイがな。広告が入ってると言っても、各章末に一つずつで、かなり控えめやから、気分的には印刷版のPDFをそのまま読めるのに等しい。何ともゴツイことや。まだリリースしてから一週間やけども、早くも世界67カ国から1300ダウンロードを記録しとるわ。しかも、続々と届く読者の声も絶賛の嵐で、まだまだダウンロードが増加中や。広告としても、日本が誇る数値流体力学の会社が世界の隅から隅までその名を轟かせることになって、もうこれは大成功になるに違いない。5年もあれば、百万ダウンロードぐらいは行くやろう。

西川氏: (百万はないやろ) そうですね。ところで、この本は第一巻のようですが、第二巻はいつリリースされるんでしょうか?

おっさん: 知らんわ! 著者は方手雅塚やぞ。時間のあるときに書くだけや。いつになるかは未定や。しかし、必ず書き上げてみせるよってに、首をニョロニョロさせて待っとれ! これまたビックリする本にしてやるからな。

西川氏: (何がニョロニョロや) そうですか、楽しみにしてます。それでは今日はこの辺で。

おっさん: おっす! いやあ、これはゴツイで。ほんま、ゴツイことやで。

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