西川氏： 最近どうですか？
おっさん： まぁ、ぼちぼちやな。
西川氏： ここのところ忙しくて、いろいろやりたいこ とがあってもなかなか時間が無いですね。
おっさん： ほうら来た。 アホが来た。 お前って、 サプライズなまでにアホやな。 ほんま関心するわ。
西川氏： （はあ？） いや、アホではないですが、
おっさん： アホやん！ それはもう間違いないやん！ お前なあ、“無い”というのはスバ ラシイことなんやぞ。 だいたいからして、時間があったらダラダラしてしまうのが人間というもんや。 でも 逆に時間が無かったら、無駄なことしてる余裕はないんやから、 人間、何とかして効率良く行動することになるんや。 その結果、生産性が飛躍的に向上 するというわけや。 だから時間なんか無い方がええんや！
西川氏： （そもそも時間が無かったら生産でき んがな） まあ、そう言われればそうかもしれ ませんが、
おっさん： そうかもしれんではなく、そうに 決まっとる！ お前、テレビのバラエティー番組な んかクダらんと思ってるやろ？ でも、思わず見てしまったりすることあるやろ？ 何でや？ テレビつけたらタマタマやってたからとか、家の誰かが見てたからとか、何じゃかんじゃ 言いながら結局見てしまったりするやろ。 そんなときも同じで、最初からテレビをつけ ないことや。 又は、最初から家にテレビが無ければええんや。 無かったら見られへん ねんから、見ようとも思わんし、たまたま見てしまったってこともあり得へん。 ほんま、無いことは素 晴らしいんや！
西川氏： （また無茶を） いや、でも、
おっさん： うるさい！ デモは国会の前でやっ とけ！ だいたい、ダイエットでも同じことや。 ダイエットしたいけど、ついつい食べてしまうこと があるやろ？ 何でや？ それは食べ物があるからや。 美味しいもんがあるのに、食べ たらあかんなんて辛過ぎるやろ。 賞味期限も気になってもて、「もったいないから食べ ちゃおう」とかなるやろ。 となれば、「無いことは素晴らしい！」の精神で、家の食べ物を無くすことや！ 買うのはコンニャクや寒天などのゼロカロリー的なもんばかりにすればいい。 そうすれば、 腹が減ったときには、（買い物に行くのも邪魔くさいし） とりあえず家にあるもので済ますことになる。 すなわち、必然的に、そして何の無理も 無く（その方が買い物行くより楽だから）、 ゼロカロリー的な食生活になるというわけや。 買い物せんから、ついでに金も貯まるっ てなもんや。 ほれ見てみい、無いことは素晴らし過ぎ るやんけ！
西川氏： （確かに、わざわざ買い物に行くぐら いなら、あるもので済まそうという気にはなりそうやけど） なるほど、わかりますが、 ただ、
おっさん： じゃかましい！ タダで飯が食える か、アホ！ でも財布は空っぽにしとけよ！ お金が無ければ、無駄遣いすることも無く て、とっても素晴らしいからな。 子供に大金を持たすなと言うやろ？ あれと同じことじゃ。 あった ら使いたくなるもんや。 クレジットカードも家に置いとけっちゅーねん、アホ！ お金が無ければ「どうしようかな〜」と悩むことも無いんや。 だって金が無いんやから。 よって、時間も無駄にせず に済むというわけや。 ほんま、無いことは素晴らし過ぎてやんなっちゃうわ、いやーん！ はっはっははは！
西川氏： （アホや..... まあ、 買い物は、手持ちが少ないからあっさりあきらめるってことはあるけどな） なるほどね。 しかし、まあ、
おっさん： じゃがっしーわ、アホ！ シ カシマで高島屋がもうかるとでも思ってんのか！ シマウマに申し訳ないと思え、ア ホ！ とにかく、何でもあったらええっちゅーもんや無いんや。 無い方がええ、無い方 が逆に楽ということが、この世の中にはたくさんあるんや。 それに気づかんから、人はくだらないテレビ を見て、ブクブク太って、無駄遣いして、そうして奈落の底に落ちていくんや。 そういう ときは、「無いことは素晴らしい！」の精神を思い出すんや。 テレビを消したり無くし たり、冷蔵庫を空にしたり、財布を空っぽにしたり。 そうやって、最初から無い状況を作っ てやることや。 そうすれば、全て解決ゾロリングなんや。 こんな簡単なことが出来な い人間は、シマウマにまたがって高島屋へ行ってこいっちゅーねん！
西川氏： （シマウマにまたがって高島屋？） なるほどね。 じゃあ、 例えば、タバコが無けれ ば元々誰もタバコを吸わないし、テレビゲームがなければ子供ももっと外で遊ぶというこ とですね。
おっさん： それは違うやろ。 タバコをこの世 から無くすなんてことが現実的に出来るわけないやんけ。 ゲームだって、それを作って 売って生計を立ててる人がいてはるし、この世から無くすなんてことが出来るわけな いやろ。 わしが言うてる「無いことは素晴らしい！」精神は、もっと簡単に実現可能なことを 言うてるんや。 タバコなら手持ちのタバコを減らしたり、ゲームなら壊れたことにして 押入れにしまったりするということや。 ほんま、そんな無茶なこと言われたら、コマっち んぐコマ子先生になってまうわ。 わっはっはっは！
西川氏： （もう、どうでもええわ） そうです か。 分かりました。 じゃあ、今日のインタビューはこの辺で。
おっさん： そうやな。 これ以上は無しってこ とやな。 その方が楽やし。 やっぱり、無いことは素晴らしいなあ！ いやっほーい！
西川氏： （このインタビューも無い方が素晴ら しいんちゃうの？ どうせコメント欄も掲示板も何も無い、ただの自己満足やし）
おっさん： イエーイ！ 無いこと・イズ・ワンダ フルー！ ボンジュール、アンド、カプチーーーノ！ いやっほほーい！
西川氏： （ま、本人は満足してるようやし、 これはこれでええんかな）
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