平成23年11月3日のおっさんインタビュー

西川氏: 最近どうですか?

おっさん: まぁ、ぼちぼちやな。

西川氏: 眼医者にかかってたそうですね。

おっさん: うるさいわ! ただのInfection(感染)じゃ! 更生物質で ちゃっちゃと治るわ! 不良高校生が更生するのと同じようなもんで、バイキンどもが更生するわけや。 ほんま、たいがい暴れてくれたもんやで。 一週間ほとんど何もでけんかったがな。

西川氏: (抗生物質?) ひょっとして違う漢字を思い浮かべてるかもしれませんが、

おっさん: 違う感じって何や? そらあ、バイキンと不良は違う感じやろ。 逆に同じ感じというのも想像しにくいわ。 しかしまあ、一人一人はそんなに悪い奴ではないが、集団になると大暴れしてしまうという点では同じ感じかもな。 もともと、バイキンなんてそこらじゅうにウヨウヨしとるがな。 でも、ちょっとぐらいでは、大きな害を加えることはない。床に落とした食べ物も3秒以内に拾って食べればだいたいOKやし、外でピクニックでもすればお弁当にハエが止まりまくるけども、それで病気になる人間などいない。 しかし、バイキンが大量に目玉の中に入って増殖を繰り返すようなことになったら、それはもう鉄パイプをビュンビュン振り回しながら改造バイクで蛇行運転するかのごとく、とてつもない騒ぎになるんや。 痛いは、赤いは、涙は止めどなくあふれるは、鼻水が滝のように流れるは、それはもう大変な事態や。 そうなったらもう何とかして更生してもらわなあかん。 そこで更生物質が登場するという寸法や。

西川氏: (本気やな。アホやな。) なるほどねえ。

おっさん: 今日でだいたい一週間やけども、まあバイキンどもは見事に更生したで。 ある者は学校に戻って真面目に勉強するようになったし、またある者は仕事を見つけて真面目に働いとるわ。 みんな、一人一人はなかなか骨のある立派な奴やで。 なんかこう、集団になると「おい、野郎ども! このおっさんの目玉を血祭りにあげようぜ! 今夜はカーニバルだぜ!」「オイーッス!」みたいな乗りで、ついついエスカレーターになってまうんやろうなあ。 ま、何はともあれ、皆立派に更生してくれて、わしは嬉しい限りや。

西川氏: (エスカレーター?)それは良かったです。 では、今月も頑張ってください。

おっさん: ういっす! ほな毛で頑張るで! さあ次は何や。 もう何でもええから、一つずつ片付けていくぜ! かかってこんかい、よー、わーれー! はっはっは!

戻る