平成24年11月13日のおっさんインタビュー

西川氏: 最近どうですか?

おっさん: まあ、ぼちぼちやな。

西川氏: おっさんはよく語尾に「毛」をつけますね。

おっさん: よくも何も、もう十年以上も前から「毛」つけまくっとるがな。 それが大人のたしなみ、マナーというべきもんや。いつまでも子供みたいに、普通に言うてどないすんねん。 ほんま、お前も大人のたしなみというやつを身につけろ。

西川氏: どちらかと言えば、 「毛」をつけるようが子供じみてるように思いますが。

おっさん: お前はアホなのか? 全く逆や! 子供に毛ぇ生えてるのか! 毛むくじゃらの子供がいるのか! 子供が毎朝ヒゲそっとるのか! 毛というのは間違いなく大人のもんや。 だからこそ、大人になったら、「行く毛!」と言いながら妻に「キス毛」をして家を出て、 「ぎゅう毛」な満員電車に「揺ら毛」しながら会社に到着したら一生懸命「働く毛」して、 夜は同僚と「飲み毛」したりして、でも途中で「さり毛」で「抜け毛」して帰宅、 「風呂毛」して「飯毛」したら、「ねむ毛」がそよいできて、ふらーっと布団に「もぐり毛」したら ぐっすりで「夢毛」や。それが普通の大人の日常というもんや。

西川氏: (相変わらずアホや) 「さり毛」というのは、さりげなくの略ですよね?

おっさん: 違うわ、アホ! それは毛や! たまたまさりげなくの「げ」とかぶっとるだけや! お前という奴は41にもなって、こんな大人のマナーも知らんのか。ほんまアホやな。っていうか、アホ毛や。お前はチリチリのアホ毛や。

西川氏: (意味わからん) そうですか。ではちょっと勉強しに行ってきます。今日はこの辺で。

おっさん: 勝手に行く毛してこい。お前のようなアホ毛は、どんなパーマあてても 直らんと思うけどな! はっはっはっは!

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