おっさんインタビュー


11月23日のインタビュー

西川氏 最近どうですか?

おっさん まぁ、ぼちぼちやな。

西川氏 とりあえず、今回ホームページにて作品を公開 するようになったきっかけを教えてください。

おっさん まぁ、一つはレシピ論文を自分で印刷して 配るのが大変になってきたことやな。たった5,6個やけども、 これを皆に配るとなったら結構印刷が大変になるわけや。 ほんで、も一つは先月の引越しのときに歌を作り始めて、 これを皆に配るのにはもうホームページしかないと思たわけや。 まぁ、これで公開の場ができたさかいに、モチションベー も上がるってなもんや。ええこっちゃ。

西川氏 歌のことなんですが、そこにもレシピ論文のような哲学 みたいなものがあるのでしょうか? 

おっさん せやな。まぁ、基本的にはどの作品も 笑いが欲しいわけや。おもろなかったら話にならん。 ただ、ほんだらおちゃらけでやればいいかというと、 そやない。めっさマジメにやってこそ笑いが生まれるって ことがあるわけや。せやさかいに、わしは歌うときは マジメに歌ってる。アホな歌をマジメに歌う。これ結構大事とちゃうか。

だいたいからして、意味のわからん歌も結構あるしな。 例えば、「引越し仮面」なんか、誰と戦ってるのかさっぱりわからん。 何が「引越しタイフーン」やねん。いらんことせんとちゃっちゃと 引越しせーよってなもんや。「引越しレイデー」なんかは、 一応レイディーってことやから女の子のことを歌ってるんやけど、 荷物のかげからとかポケットに隠れるとか、「どんだけ小さいねん、 よーわーれー!(室谷信雄風)」ってなもんや。 基本的にはどの曲にもわしのイメージがあるんやけど、 まぁそれが聞くほうに伝わるかどうかは、知らん。

西川氏 なるほど、とにかく笑ってもらってなんぼってことですね。 それぞれの曲について、もう少し詳しく話してもらえますか?

おっさん しゃーないなぁ。まず「ひっこしのうた」が わしの処女作や。引越しの時に、タイトルを「引越し選手権」として しまったが為に、大会ソングが必要ちゃうかと思って、 何気なく歌ってみたらできてもた。ほんで、びっくらこいて 他にもできるんちゃうかと思って、次にできたのが、 「引越しの夜」や。この曲はある程度そのときの わしの心境を反映してるが、まぁそんなことはどうでもええわい。 わしが思うに、「ひっこしのうた」よりもこいつの方がおもろいんや。 あまりにもマジメで歌詞も十分寒いからな(だいたいからして、引越しの魔法って何のことやねん!)。 調子に乗って、 次の日に演歌調の曲もいるってことで「引越し慕情」 を作ったんや。これは、「ひっこしをやるときゃ 俺の名を呼べよ」 とか言うて余裕かましてるようで実は一人で寂しいてたまらん男の 歌やな。ムービングセールは、ムービングセールってのは それくらいええ加減なもんやということや。 「ひっこしゴーゴー」は実はわしのお気に入りの一曲や。 「となりのとなりの家」に引っ越すってのは、 わしの経験や。小学4年生のとき、実際にとなりのとなり に引っ越したんや。これは結構笑い取れたで。「引越し屋の兄ちゃんの歌」 は、実際に高校時代に引越しのバイトやってたから、 そのときの兄ちゃんらを思い出しながら作ったんや。 なかなかおもろかったで、引越し屋の兄ちゃんら。 つぼ運ぶときに「つぼがこわぁて、つぼ八で酒飲めるかい!」 とか、わけのわからんこと言うたりしてな。

引越しが終わって、一段落ついたんやけども、 歌に関しては6曲だけでは中途半端ってことで、 忘れんうちにもう6曲作ってしまおうと思たわけや。 こういうのはちゃっちゃとやってしまわんと、 一生でけんさかいにな。 最初に作ったのは「引越しという名の別れ 」で、これはわしの大好きなテレサ・テンちゃん をイメージして作ったんや。なかなか気に入ってんねや。 ほんでからふとヒーローもんもいるがなって思ぉてなぁ。 「引越し仮面」を作ったわけや。まぁ、わけわからん ヒーローやけどな。とにかく誰と戦うのかさっぱりわからんのや。 「秘密の引越し」は、簡単にいうと 夜逃げの歌や。井上陽水はんに歌ってもらいたいなぁ。 「ひっこしブラブラ」は、実際の引越しを思い出して 作ったんや。ほんま、あんな感じやったんやで。 トラック返しにいったら、よう無事に戻ってきたなぁ って感心してたらしいわ。「引越しレイデー」も わけわからん。イメージとしては、めっさちっこい 女の子が引越しのときにうろちょろしてるってなもんや。 わしもようわからんが、なんかええ感じの歌や。 アリスに歌って欲しいなぁ。 「引越しは人生だ!」も実話やで。しかも、罰金は 1880ドルやで。懐痛い痛い、まだうずいとるわ。 でもあんなえげつないとこ出て正解やったけどな。 ところで、2回も 引越し手伝ってくれた皆さん、ほんますんませんでした。

西川氏 なるほど。で、これからも楽曲作りを続けていくつもりですか?

おっさん まぁな。やってみるとこれはおもろいからな。 ぶっちゃけた話、今現在2曲ほど製作中や。 一つは鼻血の歌で、も一つは「涙のバースデイパルティー」 いうて、男の子の失恋の歌や。これがなかなか哀愁漂う ええ歌になりそうなんや。あんまり期待せんといてくれ。

西川氏 そうですか。 それでは今日はこの辺で。どうも有難う御座いました。

おっさん おう、またインタブーしてくれ。ほなな。

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