平成18年12月13日のインタビュー

西川氏 最近どうですか?

おっさん まぁ、ぼちぼちやな。

西川氏 ついに雪が降りましたね。

おっさん そうやなあ、さぶなってきたなあ。

西川氏 雪は好きでしたよね。

おっさん まあな。 雪は白いからなあ。

西川氏 白いから好きなんですか?

おっさん 当たり前やんけ。 黒かったら好きになれるかいな、そんなもん。 白いから好きなんやがな。 ごはんも白いから美味しいんやんけ。 お前、黒いご飯好きか? 嫌いやろ?

西川氏 (うーん、おっさんっぽいなあ)  いやあ、黒いごはんはちょっと。 やはり白い方がいいですね。

おっさん そうやろ。 ほれ、見てみい。 やっ ぱり白い方がええがな。

西川氏 (まあ、OK、OK) はい、そうですね。 おっと、ところで、今年の楽曲アルバムが公開されましたね。

おっさん おお、そうやがな。 かましたがなー。

西川氏 今回は8曲なんですね。

おっさん そうや。 ほんまは12曲作りたかっ たんやけども、ちょっと時間的に限界LOVERやったんや。 それでもまあ、去年のアルバム が6曲やったことから考えたら、まあOKやろう。 それに、今回はなかなか面白い曲もあ ると思うし、許してやったらええがな。

西川氏 そうですか。 いや、今回は私も 聞かせて頂きましたけども、面白かったですよ。 個人的には 「お説教ブルース」が良かったですね。 久しぶりにお腹が痛くなるほど笑ってしまいま したよ。

おっさん おう、そうか! お前がわしの歌を聞 くなんて珍しいがな。 そうか、そうか。 面白かったのか。 それは良かったがなー。 へ えー。

西川氏 (あっ、喜んでる) はい、良かった ですよ。 それでですねえ、あまりにも良いと思ったので、おっさんがらみの知り合いの 人たちに、新アルバム公開のお知らせメールをドカッ と送っておきましたよ。

おっさん えっ、そうなん!

西川氏 はい、そうですよ。 このHPを始めた当初の 引越し選手権に参加した方々などにも送っておきましたので、ひょっとしたら何か 反響があるかもしれませんね。

おっさん えー、ほんまにぃー。 いやあ、 お前がそんなことするとは思わなんだなあ。 おおきになあ、ほんま。 いやあ、お前って けっこうエエ奴なんやなあ。

西川氏 (そんなに印象悪かったのか?)  はい、ええ奴なんです。 だって、まあねえ、そのぉ〜、何と言うか、 ある意味「一心同体」のようなものですからね え。

おっさん そうかー、そこまでわしのことを 思ってくれてるのかー。 ほんま、泣けること言うてくれるやんけー。 ガオー!

西川氏 (あっ、岡八郎や!) 

おっさん いやあー、なんか、わし、お前のことが好きになっ てきたわー。

西川氏 (気持ち悪いというか、何というか)  そうですか。 嫌われるよりはマシです けども。

おっさん 何やねん、その言い方は。 お前も わしのこと好きなんやから、もっと素直になれよ。 好き同士やからって、恥ず かしがることないやんけ。

西川氏 (好き同士って、あんた、 幼稚園児みたいに) はあ? いや、まあ、嫌いじゃないです けど、そんな、「好き」というようなものじゃないと思うんですけどねえ .....

おっさん ほんま、お前って素直やないなあ。 そうやって恥ずかしがるところが、これまた逆に微笑ましいわ。 まあええがな。 正味 な話、人間ってのは好きと言うのが苦手な生き物やからな。

西川氏 そうなんですか?

おっさん そうやがな。 お前、そんなことも知らんの か。 アホやなあ。 ほれ、例えば「寿司」の語源は「好き」なのは知ってるやろ?

西川氏 (そんな、当たり前のように言われても) はあ?

おっさん えっ、知らんのか?   誰でも知ってる話やでー。 縄文時代か何か忘れたけども、おかずをごはんに乗せて海苔でク ルクルと巻いたら、これがなかなかうまかったんや。 ほんで、皆この食べ物が大好きになったんや。 でも、 人間は「好き」と言うのが苦手な生き物やからな、みんな照れてもて、「すひ」とか 「すうっしぃ」とか言ってたんや。 それが一般的に「すし」と言われるようになって、 後に当て字として「寿司」と書かれるようになったんや。 これ有名な話やでー。

西川氏 (これまた無茶苦茶な話やなあ) へ え、そうなんですか。

おっさん そうやがなー。 他にも、 雪の上を滑るスキーも「好き」からきてるがな。 よくは分からんが、だいたい 雪滑りと言えば恋やろ。 白銀のメレンゲを滑りながら恋をしたり、ナン パしたりするわけや。 だから、皆あっちゃこっちゃで「好き!」「好き!」言うわけや。 しかし、やっぱり、人間は「好き」と言うのが苦手やさかいに、 いずれ「スキー」とか言うて、ちょっと最後を伸ばしたりなんかして照れ隠しするうちに 「スキー」が定着したというわけや。 試しに、スキーの話をしてる人に 「好き?」と聞いてみろ。 顔を真っ赤にして「今、スキーの話をしているんです! ス・ キ・イ!」と、 必死になって言い訳するでー。

西川氏 (メレンゲって、あんた) 

おっさん それから、「うどんすき」とか「か にすき」とかもそうやがな。 もともとは、うどんマニアが集まってナベを囲んでたとこ ろに、不良どもがやってきて「お前ら、うどん好きなんやろー! おーい、何とか言うてみ ろー! アホー!」とからかったときに、マニア達が「ええ、確かにこの鍋料理の名前 は “うどんすき” ですよ。 あなた、よく知っていますねー。 かなりのうどんマニアですね」 「いやあ、すっごいマニアだなあ。僕も負けそうだよー」「よーし、じゃあこれから君達 の ことを “伝説の うどんマニア” と呼ぼう! はっはっはっは!」と言って、逆 にその不良達にうどんマニアのレッテルを貼り、恥をかかせて撃退 したというのが、うどんすきの始まりだと言われている。

西川氏 (うどんマニア?? )

おっさん また、「スキル」というのも 「いろんなことを身につけて仕事が好きになる」ということで「好きる」と言うようになっ たんやし、「スキップ」も「好きな子を思い浮かべながら、ちょっと気が抜けたところでプッとか ましたりなんかして、嬉しそうに飛び跳ねるように歩く」ということで「好きっプー!」 となったわけや。 それから、鈴木という名字なんかも、元々は、ある男の子が 女の子に告白したときに「すっ、好き!」と、ちょっとどもってしまったところ、 「すずき」呼ばれるようになったのが起源だと言われている。

西川氏 (次から次へと、まあ、よく出てくるん もんや) へえ、そうだったんですか。 全然知らなかったですよー。

おっさん はあー、これまた呆れた話やなー。 こんなことぐらい誰でも知ってるでー。 どれでもええから一つぐらい覚えとけ。 そうやないと絶対恥かくでー。

西川氏 (こんなアホなことを真顔で話す方が よっぽど恥やん) はい、分かりました。 しっかりと覚えます。 今日はどうも有難う御 座いました。

おっさん おう、もう終りか。

西川氏 そうですね。 いやあ、今日も勉強にな りましたよ。 また、いろいろ教えてくださいよ。

おっさん よっしゃ、分かった! また、いろいろ教え たるがな。 ほな、また10日後に会おうぜ!

西川氏 (好き同士がどうたらとかいう話、完全 に忘れてはるわ。良かった、良かった) はい、分かりました。 それではー!

おっさん おう、ほな毛−! ホナゲ マーン! はっはっはっは!

西川氏 (幸せなおっさんやなあ)

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