平成23年12月13日のおっさんインタビュー

西川氏: 最近どうですか?

おっさん: まぁ、ぼちぼちやな。

西川氏: 年俸がまた上がったそうじゃないですか。

おっさん: 誰がマンボウじゃ。 わしには巨大な目標が山ほどあり、常にその壮大な山々を征服することを考えてるんや。 出世やら給料やら、そういうたぐいのことは、険しい山道のわきに咲いているタンポポ的な花のようなもので、 ニッコリさせてはもらうが、わしの前にはまだまだ険しい道がうねっとるんや。 いつになったらたどり着くのか、 気が遠くなるほどの彼方にそびえる山々を目指して、冒険の旅は果てしなく続くんや。

西川氏:(頭大丈夫か、このおっさん) そうですか。

おっさん: 人間は立ち止まったら終わりや。 一つの山を征服しても、 それより高い山はいくらでもある。 ましてや、人生の山々は幻のようなもので、登り詰めたと思ったら 一瞬にして姿を消してしまう。 到達したと思った瞬間、もうすでに落ち始めてるんや。そこで落ち始めていることに 気づかない人間は、気がついたときには落ち武者的というわけや。 芸能界でもスポーツ界にもそういうの がいっぱいおるやろ。

西川氏: まあ、確かに。

おっさん: だからこそ、目指すところは遥か彼方に、 たどり着けるかどうかもわからない幻の山々でなければならない。 研究では、今後何百年も語り継がれるほどの インパクトを与えるようなものを生み出さなければならない。 著書では、一瞬売れてすぐ忘れられるようなものではなく、 何十年、何百年とその精神を受け継がれていくような、価値の高いものを残さなければならない。 また、 多くの人に刺激を与え、感動させるような、人に尊敬される立派な人間とその精神を残さなければならない。 他にも、やらなければならないことは山ほどある。 それらを全て死ぬまでに達成できるかと言われれば、 そんなことは無理かもしれない。しかし、この世に生まれたからには全力を尽くすのみや。 あふれる情熱の全てを 注ぎ込め。たとえそれでも無理だったとしても、それは最高の青春のストーリーや。 きっと笑ってこの世を去ることができる。

西川氏: (語るの好きやなあ。有言実行かどうかは疑わしいけど) そうですか、 素晴らしいですね。私も遥か彼方の山々を目指したいと思います。では今すぐ出発しますので、今日はこの辺で。

おっさん: おう! がんばれ! ちょっとしたことで満足してたらあかんぞ! 満足や達成という言葉を捨ててしまえ! 止まったら終わりだと いうことを忘れるな! ふぅー、いやあ今日もええことをしてしまったぜ。ハッハ、ハッハ、ハッハッハー!

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