平成23年12月23日のおっさんインタビュー

西川氏: 最近どうですか?

おっさん: まぁ、ぼちぼちやな。

西川氏: 今年最後のインタビューですね。

おっさん: やかましいわ! 今年は最後でも、すぐに来年が始まるわ!

西川氏: (なんで怒るねん?) 確かにそうですけども。

おっさん: 誰がケドモじゃ! 人を毛むくじゃらの子供みたいに言うな! 確かにわしは毛むくじゃらで、 脇毛も前に向かってビシッと飛び出しとる。 しかし、それでも頑張って生きとるんや! 一生懸命がんばっとるんや! 今年が終わろうが、来年が始まろうが、わしには関係ないわ! わしの人生は何の終わりも始まりもなく、まっすぐに疾走していくだけじゃ! お前のような奴は、人間が作った人工的な区切りに一喜一憂しながら、抜け毛にかこまれてツルッツルの人生を行ったり来たりしとけ! ほんま、お前のような奴は「栗します?」とか良いながらクリスマスでもやっとけ!

西川氏: (クリスマスをやるって、どういうこと?) まあ、確かに 人間が作った区切りに過ぎないですよね。 でも、我々は人間だから、それでいいんじゃないでしょうか。

おっさん: ハゲるな! お前は人間かもしれんけども、わしは違うかもしれんぞ! わしは熱々のラーメンやたこ焼きをハフハフしながら驚異的なスピードで食することができるし、顔面の皮膚の内部でヒゲがとぐろを巻いて成長していたこともあったし、キバりすぎて大腸を引き裂いてしまって救急車で運ばれたこともあったし、調子の良いときは眉毛が一本に繋がるときもあるんや。そして極めつけは前に向かって猛然と生える脇毛や! それはまるで太陽に向かって猛然と駆けていく青春の姿そのものやないかい! そう、わしは青春の宇宙人や!こうやって流暢にしゃべってても、お前ら人間にはピコピコとしか聞こえてないはずや! わしは人間とは違うんや、青春のピコピコ宇宙人や!

西川氏: (アホや。。。) そう言われれば、確かにピコピコ聞こえるような気がします。それでは今日はこの辺で。

おっさん: おう! ほな毛じゃ! っていうか、ピコピコじゃ! はっはっはっは!

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