おっさんの芸術作品 ----- ガラリイ10


放物船長
【放物船長】

これは、おっさんが少年だったころ近所に住んでいたという放物船長のスケッチである。 船長は近所の子供に自分の武勇伝を語るのが好きで、人食いサメと戦ったときの話を するたびに「そのときできた傷がこのX印よ!」と言って口の左の印を自慢していたという。 見た目からもわかるように頑固なところがあり、「おれは決してx軸とは交わらねえ!」というのが口癖だったという。
y君
【y君】

これは、最近近所で見かけるようになったというY君の顔である。 何が嬉しいのか、いつも「ワーイ! ワーイ!」と喜んでいるらしい。 彼が口を閉じているところを見た人は未だに居ない。悲しいときは一体どんな口になるのだろうか?


チョー半開き星人
【チョー半開き星人】

これは、裕之進氏にせがまれておっさんが作ったというチョー半開き星人である。 折り紙を半分に折ってハサミで切って開いたら何かが出来るという、ノッポさんスタイルの 工作技術を応用した作品である。裕之進氏に「ちょうちょをつくって!」といわれて作った そうだが、その形もさることながら、変な顔まで描いてしまい、蝶とはかけ離れた異星人が 生まれることになった。おっさんは生みの親として責任を取るべく、 3人目の子供として大事に育てることを決意したという。


ハゲ太君
【ツル夫君】

おっさんの実家の近所に住んでいる小学生、ツル夫君の顔である。 野球をやっているので丸坊主にしている。 だからというわけではないのだが、 誰もが彼のことを”ハゲ”呼ばわりするという。また、「ぱっと見たら普通だけど、 よーく見ると何だか分からない顔だね」などと言われることもよくあるらしい。


ハゲ太君
【サンヨン星人】(09-01-05)

おっさんが小さい頃、「ぼくが34歳になったら お祝いに来てや。絶対やで」「うん、絶対いくよってに!」と、固い約束を交わしたという サンヨン星人のスケッチである。おっさんとは非常に仲が良かったのだが、 あまりクラスに馴染めず、サンヨン星人は人知れず去っていったという。 あのときの約束を思い出しては、おっさんは枕を涙で濡らす毎日を過ごしているとか、 過ごしていないとか。果たして、サンヨン星人は現れるのだろうか?




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