おっさんゲント公演2006




7月某日、ベルギーの古都ゲント(Gent)にて1年ぶりのおっさん 公演を開催。 いつものミラクルダイナマイトショーで各国のファンを 魅了した。 日曜日にゲントに到着したおっさんは、さっそく イタリーやフランスの研究者軍団らと合流し、B級レストランでワールドカップの決勝を 観戦しながら乾杯。 だが翌日のショーの準備のため、試合途中で 見事に姿を消した。 突然魔法のように消えたおっさんに、 イタリーフランス軍団は震え上がったという。 翌日、 8000万人の観客を前に、最新曲「 人気ぼくろの歌 」で魅惑のダイナマイトショー が始まった。 インターナショナルな観客は、そのイントロを聞いただけで もう既に総立ち状態。 おなじみの 黒のドレスジーンズと茶色のプラダシャツに身を包んだおっさんが 登場すれば、会場は絶叫の嵐が吹き荒れ、その瞬間欧州全土に マグニチュード12の激震が走ったという。 今回は珍しくネクタイを締めずに、 セクシーな胸元をちらつかせながら観客を悩殺。 近くおっさんヌード写真集 を出すとの噂も流れるほどであった。 公演の夜は魚の卵的教授夫妻や イギリスのフッバルド教授などと高級レストランで会食。 好物の海老クリーム コロッケとラザニアを注文したが、アッピタイザーのコロッケが メインのラザニアよりも高いことに疑問を抱きながらも、 ニッコリと楽しい時を過ごした。 今回は、祖国からの参加者ともたっぷりと 交流を深めたようで、12年前のおっさん渡米秘話の数々を惜しみなく披露。 笑えない話を笑い話にするというおっさん得意の話術で、祖国の若者を大いに 刺激した。 また、夕食会のときには、途中で退席していった ニシダイン教授をコソコソと追いかけ、独自理論「 メソッド・オブ・フォーカス 」 について熱弁をふるっている姿も目撃されている。 さらに、 チェコ軍団+英国人+独逸人らとレバノン料理を食べながら、 独自の戦争観を語るなど、外交的活動にも精力的であったとの 噂もある。 全ての任務を遂行し終えたおっさんは土曜の早朝、 見事なスリ足でホテルを抜け出し、一気にセントピータース駅まで 全力疾走。 ブリュッセル国際空港への直行列車で熟睡を試みるが、そこに オハイオのシャングルジム教授夫妻が現れ、結局寝ることができず、 楽しい会話を楽しむことに。 ブリュッセル国際空港につくやいなや、全力疾走で 逃げるおっさん。 すると今度は別の学会で来ていたという、日本語ぺラリンチョの 中国人研究者と出会う。 飛行機に乗り込むまでの間、 アジアの平和についてじっくりと語り合った。 アムステルダムに到着すると、これまた全力疾走で逃亡。 デトロイト行きのゲート近くでハイネケンを一気飲み、 酔った勢いで飛行機の水平尾翼にしがみついた。 飛行機はおっさんに気づかずにそのままデトロイトへと飛び立った。 途中、腕がだるくなってきたおっさんは、 邪魔くさくなって降下を決意。 大西洋のど真ん中で渾身のダイビング! とそこに、ジェット人間ハーンがマッハの速さで現れ、おっさんを 見事にキャッチ。 ロケットボーイ・ヒロノシン&タイスケに護衛され、 無事にデトロイトに到着。 入国審査や税関との銃撃戦を くぐり抜け、見事合衆国に入国。 そのままマッハの速さで愛と欲望の町 アナーバーへ帰還した。

映像

驚異のおっさん公演に顔面蒼白のゲント大学講堂

ドアのライオンになって客を待つおっさん

笑うブルージュの建物(上下逆さま)

びっくり顔のホテル・モナストリウム(おっさん滞在先)


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