平成24年7月23日のおっさんインタビュー

西川氏: 最近どうですか?

おっさん: まあ、ぼちぼちやな。

西川氏: 古着屋に行ったそうですね。

おっさん: 当たり前やんけ! 2007年のヒットソング追憶のアナーバーにも出てくるように、わしは日本時代からミシガン時代を通じて今に至るまで古着で成り立ってきとんねん。 そのわしが古着屋に行かずして、一体どこへ行くというんや!

西川氏: 古着が好きなのは知っていましたが、

おっさん: アホか! 古着は好きとか嫌いのもんと違うやろ! どんだけシックリきても、サイズが合わなかったら即終了なんや。別のサイズなどないし、来週に入荷されることもない。今そこに存在する服でシックリ&ピッタリとならなければ、もうどうしようもないんや。それはまさに「0か100か」、あるいは「生きるか死ぬか」という、 引き分けの無い人生ルーレット劇場のようなもんや!

西川氏: 確かにそうですが、ポリエステルシャツは最近なかなか見つからないじゃないですか。

おっさん: おだまらっしゃーい! ポリエステルシャツは今も健在じゃ。必ず世界のどこかの古着屋に山のように積まれているはずや。幸いポエステルシャツは耐久性が抜群や。わしのコレクション(第1回ポリエステルシャツ選手権第2回ポリエステルシャツ選手権)も、ほとんどが今も現役で活躍しとるわ。わしの場合、プライベートはもちろん、フォーマルな研究発表のときもポリエステルやし、コンサルティングの打ち合わせのときもポリエステルや。とにかく、それがわしのスタイル、誰もマネできない、マネしようとも思わない独自のスタイルなんや。わしはそれを見つけてしまった。すなわち、ワシの辞書から 流行という言葉は消え去ったということや。巷で何が流行しようと、わしはポリエステル&末広がりを貫くのみ。なぜなら、わしはポリエステルという生き様を見つけてしまったから。ポリエステルという名のさじはもう投げられてしまったんや!

西川氏: (相変わらずアホだな) それはぜひ頑張ってください。では、今日はこの辺で。

おっさん: おっす! ポリエステルなめんなよー! 古着屋バンザーイ! でも、もうちょっとポリエステルシャツを仕入れてくれよー! また行くよってに、古着屋の兄ちゃん&姉ちゃん、元気でなー!

戻る