平成18年11月23日のインタビュー

西川氏 最近どうですか?

おっさん まぁ、ぼちぼちやな。

西川氏 オンライン ストア、見ましたよ。 本当にオープンしたんですね。

おっさん 当たり前やがな。 やる言うたらやる がな。

西川氏 なんだか水面下で準備をしていたそ うですが、何でまたオンラインショップをやろうと思ったんですか?

おっさん まあ、事の発端は青春の高校数学や。 3ヶ月前くらいやったかなあ、青春の高校数学を購入してくれた、ある石川県の先生に オンデマンド出版システムの存在を教えてもろたんや。 要するに、注文があってから印刷・製本する というスタイルや。 在庫を持たないから資金はゼロや。 ただ、大量生産しないから 値段は割高になるけどな。 で、いろいろ調べてると、それは本だけではなくて、 何でもアリやということを知ったんや。 Tシャツやマグカップや、何でもかんでも できるわけや。 この方式をドロップシッピングとも言うらしいが、 米国ではCafepressというところがその最大手であるということを学んだんや。 ほんで、 試しにそこでアカウントを作ってみると、それでまあアッサリとオンラインショップが出来てしもて。  後はデザインを作れば、なんぼでも商品が出せるという状態になったんや。 それから燃えたがなー。 毎晩のように、子供が寝た後、セコセコとやったがな。 芸術作品のデジタル化、それからオリジナルロゴの作成と。 それはもう頑張ったでー。 いろいろ作ってからも、商品の確認にも時間掛けたしなあ。 そんな3ヶ月を経て、ついに ファン待望のおっさんグッズの店を開くことができて、ほんま感無量やでー。

西川氏 へえー、そうだったんですか。 よく頑 張りましたねえ。 でも、その割には、ほとんどはロゴで、イラストは 黒豆太郎鉄仮面ナカッパー ぐらいしかないですね。

おっさん そうなんや。 実際には、 メソッカス仮面 とか、 コバちゃん とか、 ワカモト兄弟 とか、いろんなイラストを デジタル化したんやけども、それを例えばTシャツにつけてみると、どうもしっくり こないんやなあ。 それが何なのかはっきりとは判らんのやけども、 何か違うんやなあ。 色を工夫したらいけるのかもしれんが、まあ、これは今後の 研究課題やな。

西川氏 へえ、そうなんですか。 キャラクター グッズとなりえるイラストと、そうでないイラストがあるわけですね。

おっさん ま、そういうこっちゃ。 まあ、でも それはええねん。 わしの目的はこの Ossanworld.com を一つのブランドとすることやさ かいな。

西川氏 はあ、どういうことですか?

おっさん ブランドやがな、ブランド。 ほら、 グッピーとかアニマールとかあるやんけ。

西川氏 (グッチとアルマーニなんやろうなあ)  は い、ファッ ションブランドですか?

おっさん いやいや、ファッションでなくても、 例えば、万年筆はモンブランとか、タバコはマイルドセブンとか、チョコレートは明治とか、何でもえ えんや。 わしはこの Ossanworld.com をそういう感じのもんにしたいんや。

西川氏 そういう感じって、どんな感じですか?

おっさん 要するに、例えば、Tシャツに Ossanworld.com という文字が入っているだけで価値が出る感じや。 普通の真っ白のTシャツでも 、そこに Ossanworld.com のロゴが入ったら、「かっこいいー!」「 いいなー、いいなー!」と思えるよ うなもんや。 それとか、普通のTシャツだと思っている友人に「これ、一応、 アニマールのTシャツなんだよね」と言ったとたんに、「ええー、そうだったのー! す げー!」というような感じで、「これ、実は Ossanworld.com なんだよね」と言ったとき に、「ええー、凄いじゃん! 俺も欲しいー!」というような感じにしたいわけや。

西川氏 いやー、でも、例えばモンブランは質の良い 万年筆を作るから有名なのであって、そのモンブランという名前が良いわけではないです からね。 Ossanworld.com も何か有名になる何かがあって初めてブランドになるんじゃ ないですか?

おっさん それはあるやんけ。 高校数学論文、芸術作品、楽曲作品、一杯あるやんけ。 しかも、それらに加えて、この Ossanworld.com という名前自体の響きの良さがある。 まあ、品と言うてもええやろう。 こんな素晴らしいブランドはなかなか無いぞ。 これは間違いなく高級ブランドになる。 モンブランもビックリして両手ブランブランしよると思うで。

西川氏 (自分の中で盛り上がっとるわけ やな) なるほどねえ。 ところで、店が二つに分かれてますね。

おっさん ああ、そうやで。 基本的には米国のCafepressの方に力を入れてるわ。 こっちの方が グッズの種類も多いし、わしが米国在住やから都合もええし。 日本の方も頑張りたいけ ども、わし自身が購入できんからなあ。 海外発送はしてないっちゅー話やからな。 なかなかモノの確認もできんし、しゃーないわ。 後は日本の皆さんに任せるしかないわ。

西川氏 じゃあ、Cafepressの方は 現物を見てるんですか?

おっさん そらあそうやがな。 試作品なんか 作ってくれへんから、自分で買って確かめなしゃーないがな。 それはもう、いろいろ買ってみた がな。 実際見たらこれがなかなか のモンや。 Tシャツもええ感じやし、クッションもよかったし、マグカップも、 時計も、子供服も、マグネットも、なかなか面白いで。 子供もナカッパーシャツで大喜 びやで。 わしは土曜日のKOBYの昼飯のときは Ossanworld.com マグカップで お茶飲んでるんや。 それを羨ましそうに見る高校生達の視線が熱い熱い。

西川氏 (うーん、結局は自分で買って自己満足して って感じやな) へえ、そうですか。 いいじゃないですか。

おっさん そうやろ。 お前も欲しなってきたや ろ。 お前も買ったらええからな。 何でも好きなもん買っていったらええ。 ほんで友達に自慢し たらええんや。 「あっ、お前、そのTシャツ何なん?」「ああ、これか? これは Ossanworld.com のTシャツやんけ」「へえー、ええなあ! かっこええなあ!」ってなも んで、クラスの人気者になること間違いなしや。 会社やったら上司からも 羨ましがられて、出世への近道にもなるし、医者やったらOssanworld.com Tシャツで手術し て、患者がそのOssanworldロゴを見ながら「俺も欲しいなあー。ええなあー」と夢中になって しもて、麻酔がいらんってなもんや。 あと、ファミリーレストランなんかは、 コーヒーカップを全部 Ossanworld.com マグカップにしたらええねん。 ほんだら、 客が「このマグカップかっこええやんけー! ごっつ欲しいやんけー! なあ、姉ちゃん、これ売ってくれ や!」となって、 商売大繁盛間違いないしや。 ほんでまた、例えば、女子高生なんかが Ossanworld.com のTシャツとかを来てたら面白いでー。 「あんた、可愛い顔して 何着てんの? オッサンって書いてるやないのー!」「何言うてん! これが今ごっつい流 行ってんねんでー! おばちゃん、Ossanworld 知らんのかいな。 アホとちゃーう!」っ てなもんや。 ほんま失礼な女学生やで。 まあ、そういうことでやなあ、 女子高生も男子学生も、おっさんもおばはんも、爺さんも婆さんも、みんなまとめて Ossanworld.com なんや。 それはもう、ジェネレーションをも越えた、近未来の 大宇宙がビッグバンベイダーに舌打ちするほどの、奇天烈ダイナマイトブランドなんや! Ossanworld.com は永久に不 滅なんや!

西川氏 (また自分の世界に浸ってはるわ)

おっさん よーし、もっともっといろんなグッ ズを作ってやる。 将来はアイスクリームとかお菓子も作ろう。 Ossanworld.comのアイス モナカとか、Ossanworld.comのポテトチップスとか。 チップスの袋の中に、芸術作品を描いたOssanカードとかを オマケで付けて、何枚か集めて送ったら抽選で等身大のオッサンのぬいぐるみとかが当たったりして。 それからレストランも作ろう。 おっさんレシピの料理はもちろん、他にも いろんな創作料理を出そう。 芸術作品みたいに、それぞれにおっさんによる解説を付け たりして、まずは笑ってから食べ始めるようにするとか。 店のBGMはもちろんおっさん楽 曲や。 夜になったらディスコにして、オッサン・トニックとか、オッサン・ドライバー というような、おっさん特製カクテルを出すんや。 これは流行るぞー。 それから、大阪にビルを建てよう。 オッサンタワーとかいうて、新しい大阪の見所にな るんや。 ほんで、その屋上でオッサンライブをやるんや。 おおー、凄いがな、凄いがな。 いやあ、Ossanworld.comは凄いなあ。 なあ、凄いやろ!

西川氏 (暴走しとんなあ) はー、はいぃー。

おっさん よし、こうなったらわしも じっとしてられんわ。 早速いろんな計画を立てるさかいに、今日はもうこれで終りや。 さあ、帰った、帰った!

西川氏 (よし、もうええわ。帰ろ)  あ、そうですか。 はい、分かりました。 ではこれで失礼します。 頑張ってくださーい。

おっさん おお! 期待して待っとれよー! 絶 対にビルを建ててやるからなー! ビルの屋上から大阪を見下ろして 「ホナ毛ー!」「ホナ毛リーング!」と絶叫してやるからなー! お前にもやらせたるか らなー! 待っとれよー! どりゃー!

西川氏 (まあ、実現したら面白いやろうけど も。。。 それより、今回のインタビューは、記念すべき4年目突入のインタ ビューやったのに、その話ができんかったなあ。 ま、ええけど)

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